生存報告所

日記だよ!

4/18 鼻と喉と首が辛い

4/18(木) 5時間45分 9,136歩

「それ読んでおきます!」「それ見ておきます!」なんて安易に答えていたら、週末は映画4本と漫画13巻、アニメ15話、そしてSF1冊に手を出すことになってきた気がする。これは平日で万全の体調を整えて向かい合わなければ。

やったこと

 ここ数日同じ睡眠時間なのだが、今日起きたら喉がやけにガラガラで、乾燥しきっている。首の左側には蚊に刺されたかのような大きなぽっち。20数年の付き合いからこれは体調がしんどい前兆だ…と直感を得たため、とりあえずイソジンでうがいして出勤。

これで大丈夫…! ではなかった。

 

仕事

 酒によって睡眠が浅かったのか、同じ睡眠時間でも眠さが段違い。空いている会議室で5分休憩して改めて向かい合ったが効果なし。こんな日に限って人と話せる会議の予定が全く無いため、ひたすら孤独に眠気と闘いつつ作業を進める。幸いにも昨日の私がマニュアルを作成しておいたため、考えて行うことは少ないはず…。あっ間違えた。

 

 午後は暑い社内で寒気が増し、くしゃみも止まらなくなる。それに比例して自然と増えていくティッシュの消費量。会社では初めてだったが、これは鼻炎の暴走が止まらない「ぶしゅぶしゅデー」って奴だ。コードを書くよりも鼻かんでいる時間の方が長かったかもしれないほど。眠気も止まらないので今日はもう駄目です。

 

 帰りたい気持ちは抑えて、なんとか今期の展望を聞く会議に出席する。やりたいことも学びたいことも多くあるはずなのだが、鼻水が脳まで侵食して詰まらせているような今は全く何も考えることが出来ない。逃げるように定時退社。明日考える。

これは何も人に移さないために帰っているのです。…自覚症状はないが念のためね。

 

昨日の日記

 帰宅して夕食を食べ、布団に入って体を温める。しとしとと降りやまぬ冷たい雨の中、私は温かい布団の中で休みつつも、日記を書かなければいけない使命感だけが睡眠に入ることを妨げていた。ここまで来て連続記録を途絶えさせたくないんだ…! 一回リズムに乗ってしまえば、逆に止めてしまいたくない時ってあるよね。

 

 LINE雑談をしたり漫画を読んだりして2時間も籠っていると、少しだけ鼻の調子は回復する。これは好機とばかりにPCを起動して、相棒のキーボードの紡ぐ音とリズムを頼りにしつつ日記を書き始める。頭は眠気と鼻水であまり動かないはずなのだが、いざ書き始めると脳内テープライターからするすると言葉が引き出される。区切っては単語を並び替えて文章は書けた…気がする。

 

 いつものようにGPTチェックと再読を経て終了。こんな体調不良状態でも日記が書けるようになっているのだから、何かしらの体力はやはり付いているのだろうなぁ。

 

漫画

てんぷる11巻:煩悩プレゼンツの五等分花嫁。ハーレム化が止まらない。大ボスの如くの89話終わりに出てきた3姉妹の母だが、2話進むころには脳筋で可愛いおばさん構文メールを送る印象の方が強くなってしまった。ギャップ要素の回収早すぎません?

 

 前巻から恋のスピード違反が止まらないカグラなのだが、今巻も勢いが素晴らしい。92話の「最近の私はどうかしている」の表情なんて、驚いた猫のようなクリクリとした瞳、豆鉄砲受けた鳩のように「こんなのは想定外です」とでも言いたげな表情…。可愛さが凝縮された1コマだった。流石吉岡先生である。

 

 カグラが(これでも)アクセル踏み切れない理由はミアの相手を横取りするわけにはいかないという一点のみだったため、その建前が払しょくされてどうなるのやら…。2桁巻になってから逆転レースを非常に楽しんでいる。頑張れ正統派ツンデレピンク。

 

木根さんの1人でキネマ3・4巻:映画好きで人と分かりあうことが出来ない*1オタクが心のままに映画への愛を叫ぶ話。

 

 3巻:エヴァの話が勢い良すぎて好き。アニメ『エヴァ』を1話ずつ視聴する木根&佐藤の様子をテレビの上から定点観測するのは上手い構図の使い方。エヴァは漫画だけでアニメを見たことは無いが、表情とリアクションから大体このあたりかなぁと想像して笑顔になった。初見の人の新鮮な感想は名状しがたい美味しさがある。

私が人をアニメで沼に嵌めるなら『ゾンビランドサガ』かなぁ… 本当に3期いつ来てくれるんでしょうね。ガルパン最終章? そのうち続きが来るよ。

 

 4巻:オタクと向き合う母親の悲哀を不覚にも味わった19話。

当時オタクはアノ事件の影響で不良と双璧を成す親が子供になってほしくないものだった

 今もオタクより不良に育つ方がいいんじゃないですかね…。不良はそのうち卒業するだろうが、オタクは経済力を持つにつれ深みにはまっていく生き物だからな。

息子はプリキュアにハマり、娘は仮面ライダーにハマったことに頭を抱えてそうな母親を想像しながら読んでいた話だった。プラモとアクスタだけは手を出すまいと思っていたが、順調に増えているからなぁ…。あとは追加でポスター・タペストリーまで買ったら魔法使い一直線でんがな。

 木根さんほど悪化しないために、物はほどほどに整理してちゃんと捨てましょう。今週末の予定に掃除も加わえてやる。

 

ごはん

 朝食:菓子パン

 昼食:(外食)チキンクリスピーバーガー

 夕食:レモン塩鰹ネギ玉子うどん

 

 昼は「ハンバーガーを食べましょう!」という話で適食診断が一致し、ちょっとお高めのハンバーガーショップハンバーガー久しく食べていなかったため、大きく口を空けてパンと肉、レタスにかぶりつく体験は新鮮さを感じるくらいだった。全力で食を味わっている感が良い。肉汁がもっと出てくる商品にしても良かったかも。

 夜は健康に気を遣った(?)魚とうどんとネギと卵全部載せ。食べたいものを食べただけとも言う。

 

 

 

 

*1:"人間"の擬態が上手い人のため、そこまでひどいわけではない。ただオタクの例に漏れず論敗したくなるだけなのである。

4/17 飲み会

4/17(水)  5時間45分 10,733歩

未だにOculusとMetaが頭の中でつながっていない。

「メタクエスト」と言われるたびに、毎回脳の配線を繋げなおす作業に入ってしまう。加齢対応パッチはいつ配布されるでしょうか。

やったこと

仕事

 今日は仕事のパーティー日。午前中は真面目に仕事しているのだが、手に付くはずもない。段取りの説明を聞いて、問題なくPCにダウンロードされているかをチェックする。

案件片付けるための下準備を午前中に行ったが、面倒なことをもうすべて明日に投げるつもり。時計の針が12時30分を指した瞬間に立ち上がり、荷物まとめて移動を開始した。

 

 午後はパーティー。偉い人による前期の振り返りがあったり、今年の話を聞いたり。数値の話は大事ではあるのだが、自分の職分としてはいかに早く丁寧に作って納品するかが一番。今年度は知識付けて貢献できるようになりたいなぁ…と思いつつ拝承した。

前座のありがたいお話が終わったとは、チーム対抗のカラオケバトルやレクリエーションが始まる。後ろから見ていると、少し薄暗い中で会場は囃しとコールで(一部の人が)とても盛り上がっているように見える。

最後の表彰まで終えて、参加者が帰るように誘導し終わると気持ちも少し落ち着く。テーブルにぽつねんと取り残されていた私の分の三段料理を5分で平らげ、最後の後片付けに加わった。

 

 今日の私の仕事はスライド配信係。マイクを伝わって流れる「次行ってください」という言葉に操られ、PCのEnterボタンを慎重に一回ずつ押していく大事なお仕事。

前半は暗転や会場の音量、照明も管理していたので気分はもう裏方リーダー。マイクの音声からライトの方向、投影する画面の設定などを行える巨大な機材を見て、メカ好き中二病の心は踊りだしそうなくらいだった。

後半のレクリエーションではスタッフのお姉さんに難しいことを全てお願いして、私はスライド送ったりカラオケ曲を再生したりというゲストらしい簡単なお仕事。鮮やかな仕事を邪魔すわけにはいかないが、おもちゃを失ってちょっと残念。

 手際よく仕事をこなす綺麗なお姉さんにドキドキ*1して連絡先でも聞きたかったが、普段は閉まることの無い私の口がこの時ばかりは一切動かなかった。会場には営業の人がなん人もいらっしゃるのだから、恋愛の営業方法でも聞いておくんだった…!

撤収時刻を気にせず話す偉い人に冷や冷やしつつも、仕事終わらないでくれーと願っていた。これは高校の文化祭で体験しておくべきイベント。10年遅かったヨ…。

 

飲み会

 片付け終えて入り口に出ると、今すぐにでも飲みに行きそうな集団と会う。リーダーの方から「お前も来るか?」と言われて0.5秒で「行きます!」と返事をしていた。

 

 韓国料理⇒居酒屋⇒カラオケと梯子をして6時間近く経過していた。「終電がありますので…」と若い者から帰って行ったが、残った偉い人は何時に帰ったのだろうか…。営業系の体力は無尽蔵だなぁと…尊敬しなおした。飲み会に連日行くのが嫌でエンジニアになった部分もあるため、こんな日は月1回もあれば十分かな。対人体力:✖ です。

 

 話の内容は社内政治話から勝手に表彰会、過去の話など。いつものテンションで応答する元気が2時間で切れてしまったため、後の4時間は酒でさらにヒートアップする会話を横で面白く聞いていた。途中に別組で酔った人も1人回収してきたが、酒ってやっぱり怖いわー。1年目でよく飲まれたのでもう勘弁。

 

 帰ってきてLINEのやりとりだけして寝落ち。一瞬にして過ぎ去った1日だった。

 

ごはん

 朝食:菓子パン

 昼食:(外食)ラーメン凪のラーメン

 夕食:(外食)韓国料理

 

 昼は渋谷にいるということで、久しぶりに食べたくなったラーメン凪。ラーメンにちょっと詳しい友人曰く、ここは博多の豚骨ラーメン系らしい。未だに違いが分からず申し訳ないが、「やっぱりウマイウマイ」と言いながら食べていた。

店のお薦めに従って、麵固めと1辛で頼んだが、それでもスープを飲み干すのは遠慮するほど少し辛かった。味は良かったので、辛さ成分無しで食べても良かったかもしれないなぁ。そんなことを想っていると、隣から最大の10辛で頼んでいる声が聞こえてぎょっとする。やってきたラーメンに添えられていたのは「ミートボールとケチャップですよね?」と聞きたいくらいに入れられた辛さ成分。それと同じくらい七味っぽい粉まで盛られていて、人類を超えた生物がいることを知った

 

 夜は韓国料理。初めてマッコリなるものを飲んだが、味をジュースっぽくした日本酒…かなぁ? アルコール的苦さは全く感じないので、自分の酔いに気づかずガンガン飲んでしまいそうな危険なお酒だった。

*1:大学時代に欅坂の「風に吹かれても」が好きになってからスーツが似合う女性に弱い自覚はある。ポニーテールはオタクを殺す魅惑のしっぽ。

4/16 書く仕事がしたい

4/16(火) 睡眠時間5時間45分 5,942歩

早く寝たいはずなのに、どうも文量が長くなってしまっていけない。

座っていきなりキーボードへ手を付けるのではなく、書き方も見直す時が来たか。

やったこと

 睡眠時間が特に短いわけではないが、長くもない微妙な時間。あと5分でも寝たい。

 繰り返しでセットしているタブレットのタイマーは今日だけたまたま鳴らなかったらしく、気づいたら出発15分前。慌てて荷物を準備し、持ち物確認も略式で終わらせて家を出た。何故か背中がいつもより軽い気がする。

仕事

 自分の席に着いていつものように朝食を取り出すが…、ここでキーボードが無いことに気づく。外からでは鞄に手を突っ込んだまま固まった人間が一人いるだけなのだが、内心は「しまったぁぁぁ!!」とどったんばったん大騒ぎ。泣く泣く引き出しから会社貸与のキーボードを取り出してPCのロック画面を解除する。

別に代用品が悪いわけではないのだが、1年かけてショートカットを教え込んだ相棒がいない悲しみはとても大きい。今日は何が起ころうと定時で帰ることを決意した。

 

 失った日々を無意識に思い出すかのように、同じ動作をして何度も失敗する。そこにあるのはAltキーじゃなくてCtrlキーなの!? と何度目を剥いてキーボードを見たことか。HHKBのCtrlキーは普通の配列で言えばCaps Lockキーがある場所のため、アルファベットの大文字小文字が切り替わる度に自分が間違えたことを知る。

注文している私が100%悪いのだが、呼びたいのはお前じゃねぇんだ!

 

 会社用にもう一つ高い(33,000円)のHHKBキーボードを買おうか…と3秒悩んだが、なんのことはない。寝る前に通勤用カバンへ入れておけばいいだけの話である。

オーベルシュタインなら「寝ぼけた頭で考えるべきは貯金の浪費方法ではなく、生活習慣の改善方法です」と正論パンチで窘めてくれることだろう。

 

買い出し

 決意通りに定時で退社し、まだ外の陽が明るいことにちょっと得した気分になる。鞄の中にキーボードは無いのだが、買い出し用マイバッグは入っていたため久しぶりにがっつり買い出しをする。

 

 玉ねぎ・挽肉、カレーのルゥは必須。さらに刺身用・焼き魚用の魚も買って食材消化スケジュールを脳内で組み立てる。手軽でサボりたいときに作る麻婆豆腐の素と沖縄そばも買おう。これだけ買って何日も食べていけそうなのに、会計を見たらなんと3000円台前半。人付き合いを全てかなぐり捨ててお弁当生活に戻ろぜ! と私の貧乏性が囁く。

 

楽園追放 rewired 

 『楽園追放』が影響を受けたSFの勅撰集。劇場上映が2014年11月15日という事実にダメージを受けたのは別の話。電車で少しずつ読み進めていた。

 

 エージェントが潜入工作をしたり、ロブスターが人類圏を脱出したいと相談してきたり…と楽園追放に繋がるような要素を持ったSFが載せられている。特に好みだった作品を挙げるのならば『パンツァーボーイ』と『パンツァークラウン レイヴズ』かな。パンツァーが共通しているが、作者の国も時代も全く違う話*1

 

 前者は空が使えなくなったアメリカで陸路の密輸にスリルを求めるサイボーグレーサーの話。『無類に面白いハイテクアクション』なんて解説が添えられていて、「またまたぁ」と疑っていたが、実際盗んだバイクで荒野を疾走したくなるほど面白い話だった。

最近「情景描写とは…」と気にしつつ本を読んでいることもあって、映画のような情景を想像させる視覚的表現がとてもクール。ミサイル回避のために出したチャフが電波を跳ね返す様子を、「巨大な電波のクリスマスツリー」と表現したセンスは一番好き。派手でめでたいけど違うんだよなぁ!と感じる語彙を適切に選んでくれた。

迫りくる敵の追手と、アドレナリン一気飲みしたかの如く興奮して走り出す装甲車を想像した楽しい話だった。

 後者は<Un Face>と呼ばれる制御技術によって、個々人に最適化されたものだけを見て、選び、日常を過ごす話。あらすじを吹き飛ばして肝を書くと、「人格によって行動が決定されるのではなく、制御された行動を繰り返すことによって人格を想定通りに構築する」という、現代で聞こえてきてもおかしくないような話が現れる*2

アルゴリズムに従って動くことに少しばかり危機感を感じる身としては、ゾクゾクする気持ち悪さを言語化されたようであり、「そうだよね、そうだよねぇ!」と言いつつ一気に好きになった。

作者の方は『PSYCHO-PASS』のスピンオフ中編も書かれたみたいなので、そういうテーマが好きなんだろうな。あの作品もシヴィラによって制御されている歪さを描いている部分があるから…。進路がAIによって決まる怖さを友人と議論をしたことを思い出す。

 

書く仕事がしたい

 こちらは知り合いにオススメいただいた本。「書き方」ではなく、「書く仕事」にフォーカスを当てた本。インタビューをして原稿を紡ぎ出すライターとはどういう仕事なのか、収入はどれくらいなのか、書くためにはどういう技術が必要なのか…。書きたいと思っている人が知りたそうなことを全部集めておきました! と言えるような本。2時間ちょいでさっくり読めた面白い本だった。

 

 作者が得意な「メタ認知」を通して考えたこと、長いライター経験を通して学んできた大事なことの教えが怒涛の勢いで雪崩れ込んでくるため、ページごとに参考用の線をなにかしら引いていた。3年前なら「学びある良い本だなぁ」というつぶやきで終わっていたかもしれないが、少し「書く仕事」について考えるようになった今だからこそ吸収したいことが多い。

 

 特に腹落ちしたエピソードは、

雑誌によく出てくる言い回しのカンペを作った」ことと「犯人しか知らない証拠を書くこと

 

 前者は語彙力を増やすために、「カッコいい感じ」を示す表現をいろんな雑誌から取りだしてA4の用紙にまとめ、自分用類語辞典を壁一面に作ったらしい。作品の感想を表す語彙が面白い・カッコイイ・可愛い・素敵の4つしか持たないような人間だなぁと感じることが最近多かったため、これは自分の悩みを解決するかなり良い方法じゃないだおうか。

ここでChat GPTに「カッコいいの類語を20個出して」と言っても意味無いため、言葉の宝探しに出かけたいところ。

 

 後者は取材で意識していることの話の一つ。「犯人しか知らない証拠」は島田紳助さんの言らしいのだが、そのような「実際に五感で体験した人にしか分からないような言葉」を加えることによって、読者もまるで経験したかのような文章を書くことができるらしい。以前に読んだマンガの教科書で「出来るだけ作品固有の表現を入れたコピーを作るように」と見てから意識はしてきたのだが、「犯人しか知らない証拠」はモノクロ写真がカラーになるかのような言語化だった。

 

 ライターの仕事というのは、文章を書くだけではない。人と向き合って取材し、そのエッセンスを調理するかのように原稿として書いて世の中に出す仕事である。だから文章の技術だけではなく、仕事として大切なことや長く健康に続けていくための秘訣など、大事なことが多く詰められた刺激の多い本だった。

それなのに文章の書き方が一番腹落ちするあたり、私が今一番必要としている知識はそこなのでしょう。もう一段レベルアップしたらまた読み直したいところです。

 

 今日の文章はちょっと意識が変わって書いたから良くなっている気がする。

拝啓 年食った私へ、いかがでしょうか。

 

ごはん

 朝食:菓子パン

 昼食:(外食)チキン南蛮定食

 夕食:カツオ丼

 

 最近お腹が減ったらラーメンに逃げているような気がする。そのため昼は、「ご飯が食べたいです」というリクエストをして和食のお店へ。舌を出すのもちょっと遠慮したいほど熱々の味噌汁、小鉢に肉じゃが、漬物、サラダがそれぞれ並び、六つ子のように寄合っているチキン南蛮を含めて満足満足。

 夜はカツオ丼。買い出しに行くと生のものを夕食で食べる権利得られるため、なかなかに貴重。棚で眠っていたワサビを取り出し、主役の鰹が隠れるほど小葱を載せて、仕上げに生卵。活字も見ずに黙々と食べるほど、こちらも満足の夕食だった。

 

 

書く仕事がしたい

書く仕事がしたい

Amazon

*1:前者はアメリカ生まれの1986年作品、後者は日本人で2013年の作品だ

*2:Y○utubeとかTikt○kとかね!!

4/15 AQUA1巻

4/15(月) 睡眠時間5時間45分 10,637歩

チャットや日記は書き慣れているのに、メールはまだまだ難しい。チャットは日常会話のように、日記は自分のノートにしたためるように書くのだが、メールは仕事上使わないため、相手に手紙を送るように緊張感をもって書いてしまう。

相手がどう思うだろうか、失礼ないだろうか、お返事はいつ届くだろうか…と心配事項が多すぎて大変だ。

やったこと

仕事

 今日はCircleCIのファイルを書き直したり、健康診断へ行ったり。

 過去2年は大久保の健診センターに行っていたのだが、今年は気分を変えて山王にある健診センターを利用してみることにした。

 

 大久保は駅から健診センターまで歩く一本道は赤や黄色の原色もちらほら目立つ賑やかな通り。韓国系料理屋の看板やドリアンを扱うような東南アジア系の店もあり、診断へと向かう行きの道は食欲を刺激する要素が多すぎて困る。帰り道は選び放題なので楽しい。

 山王は永田町駅で降りて、健診センターまでのビル沿いの道を歩く。こちらは道沿いに、ギラギラの太陽をよく反射しそうな黒・グレーの建物が高さを競うように天高く立っている。行きかう人々もTシャツではなくスーツとネクタイをびっしり決めた姿であり、オフィスカジュアルとはいえ襟付きシャツとジーンズで歩いると、違う年代の教室に入ってしまった中学生のように焦りを感じる。

歩いて見つかるのは「中国銀行」「○○証券」と食欲をそそるのではなく胃を絞りあげるような文字ばかり。用事が終わったらすぐに会社まで戻っていつもの店で昼食を食べた。有名らしい日枝神社だけは覗いてきても良かったかなぁ。

 

 肝心の診断は滞りなく終了。身長は伸びていないのに、体重は2kg程度増えているのは将来への危険信号に感じる。そろそろ消費カロリーが摂取カロリーよりも低くなってくる頃ですか。オフィスへは階段で上下移動して、立ちながら仕事するか…。

歩くよりも横に転がした方が早いような体にはなりたくないため、今年度の目標は珍しくダイエットかもしれない。

 

漫画

ギャラリーフェイク16巻:青二才に説教をしたと思ったら挑発に乗り、泥だらけで意地を通す…決してスマートではない藤田の姿を楽しむことのできる16巻。好きなのはこれ!  という話は無かったが、どれも楽しんで読んだのは間違いない。

巨乳の反対は貧乳だと思っていたが、1999年出版のこの漫画では”小乳”という表現が使われている。一体どこでそんな卑屈な表現になってしまったのだろうか…。改めて考えてみたら巨大の反対は小さいだよな。

 

AQUA1巻:ARIAに繋がる物語。AQUAの1巻目、灯里ちゃんがネオ・ヴェネツィアにようこその話。当たり前だと思っていたアリシアさん・アリア社長藍華との出会いも描かれて、懐かしいような新鮮でもあるような気持ちを得る。

 最終巻まで読んでから最初の話を読むと、「これがあの話に繋がっているのか~!!」と伏線に身もだえするシーンが多い。郵便屋さんは灯里ちゃんが最初に出会ったゴンドラ使いであったし「嬢ちゃんは立派な水先案内人になるよ」というメッセージをここで発していたらしい。本当に立派になったねぇ。

「猫の集会」は後の七不思議に連なる最初の部分。ケットシー様もこのころはまだ可愛らしい大きさと瞳だ。アクアマリンのように青い瞳の猫が社長になるになる…アクアマリンってそんな大事な色だったのか。改めてやっぱり素晴らしい二つ名を拝命しているよ灯里ちゃん!!

独学で漕ぎの練習をしていたから逆漕ぎの方が上手いところ、何故逆の方が速度が出るのか不思議に思ったときがあったが、こういう話が下地にあったのかと納得した。バーチャルで学習しただけなのにちゃんと形になっているところは流石。

『希望の丘』は灯里ちゃんが片手袋へと昇級する話。アリスちゃんの飛び級と重なるシーンが多く、この話があったことによって11巻の「黄昏の姫君」は飛び級がさらに驚かせるようになっているんですね…! 天才。

ARIAを先に読むことで、試験のことを何も知らないアリスちゃんと同じ気持ちで臨んで驚きを味わうことが出来たため、この順番で良かったかもしれない。

 

 食事を食べている後輩と「ちょっと嬉しいだけよ」と笑顔で返す先輩。素敵な本編の終わり方だと思っていたが、同じ構図が最初にあったとは…! センスがずるいですよ先生!!

 

 1巻だけなはずなのに、厚い歴史を感じて長く楽しんだ漫画だった。あともう1巻後編が楽しめるって本当ですかい!

 

今どきの若いモンは5・6巻:頭を丸めた金松君じゃないが、営業・サラリーマンの方々って…すごいなと思いました。プログラムはしょっちゅうエラーを吐いて私を困らせるが、規則性と再現性があるからとても扱いやすい。

それに対して、あらゆる要素から人間という不確実の塊の機嫌と好みと状況を推測し、少しでも数字を高めるために売り込む営業さんは…対人能力の鍛え方が違う。自分の売りたいものを知り、相手の都合・(どうやったら騙せるなども含めた)状況も考えなければいけない、知の格闘技だなぁ。

 

「知っているから買う」…なるほどね。世の中「良いものだから買う」というわけではないということでっせ。

 

ごはん

 朝食:食べず

 昼食:(外食)家系ラーメン

 夕食:食べず

 

 朝は健康診断のために抜き、昼は帰ってきて遅い時間にラーメン。1年で如実に体重が増えたことを健康診断で知ったばかりなのに、ラーメンなんて…! 空腹には勝てなかったよ。

 夜は特に腹が減らないため抜いたが、体重減らすことを考えたらちゃんと食べた方が良かったのではないか。食べてないと、体がカロリーを確保するために筋肉を脂肪に変えて蓄えるというのを聞いたようなそうでないような…。このような気持ちと万年闘っているのであろう世の方々は流石です。

3月まとめ

既に4月も半分終わるころだが…、来月に2か月分まとめるのは面倒なので書いておく。

3月まとめ

 ゲームして仕事していたらいつの間にか終わっていた。

 仕事では未だ知らなかったことに取り組んで知識は増えるが、アウトプットが遅かったため、知識の忘却に苦労する。3年目の目標は作業記録をちゃんとつけておくことと、アウトプットを通して知識の整理をすることだなぁと痛感していた。

年度も切り替わるので来年度も気持ち新たに生きたいところ。

 

 普段はあまり気にしないようにしているアクセス数だが、ステラアビスで他に情報がは無かったのかいきなり数が跳ね上がって少し焦る。自分の記事がグーグル検索で上位に出てくると嬉しいような怖いような…。

3年ほど続けた日記の総アクセス数のうち、その1/3がこの3月によって記録されました。

 

勉強会

✅月1回の勉強会参加 2/1

✅年2回のLT発表 1/2

1日かけて慌てて作った資料だったのだが、思った以上に面白く受け取っていただいて楽しいLT発表だった。フィードバックを得て私の生活も少し変わったため、今年もう1回の発表もどこかでしたいところ。

勉強会参加してよその仕組みなどを知るのも楽しい。楽しすぎるのでほどほどに。

 

映画

✅映画を年間12本見る。

11/12本

 

3/9 ナイトミュージアム

何も観ていない気がしていたが、シナリオ制作のために観ていたな。やはり映画は起承転結が2時間で綺麗にまとまっているので好き。まだまだ見たいのが貯まっているのだが…どうしよう。

 

読書

✅年間24冊の一般書籍と12冊の技術書を読む

一般書籍:8/24

技術書:0/12

 

・世界の卵

・神の卵

・銃の科学

・用兵思想入門

 

新書レベルの軽いものばかりだが、通勤で読書を入れるようにちょっと意識してみた。言語化されている分他の媒体よりも得た知識は多いように感じるので、やはり読書は継続的に行うべき。

技術書は…たまに読んでいるですけどね…常に走り出す欲望に囚われて習慣に出来ていないのが悲しい。

 

漫画

パワーボムシアター

・異種族レビュアーズ

・パイナップルアーミー

・運命の時戻士

・メカニカルバディユニバース

その他、続きの単行本など

 

昔の名作から今のヒット作、ニッチまで少しずつ読み進めたか。

どれも方向性が違って面白く、日本の誇る漫画文化の層の厚さを切に感じる。

 

ゲーム

ステラアビス表面クリア

ユニコーンオーバーロード1回ノーマルクリア

どちらの作品も手が真っ赤に腫れあがるまで拍手を贈りたいくらいに楽しかった。3月の一番の思い出といえばこの2つになる。

 

最近の悩み

平日も土日も生産性が低すぎる気がする。寝るのが3時になっても違和感を感じなくなってしまったので、社会人のモラルを取り戻したい。

 

4/14 ストレイン

4/14(日) 睡眠時間7時間 2,655歩

最近Chat GPTを使う際は、できる限り英語で質問するようにして最後に「最初の質問をもっと丁寧にするならどう書く?」と加えて聞いてみている。

たまに分からない英語が出てきたら英和辞典で調べようとしているのだが、会社だとそれが存在しない。ちょっと怪しい人になるけど、会社用にも辞典を一式買うか…。

やったこと

 天頂へと登り上げる日差しをまぶたに感じ、仄かな温かさでやっと起きる。外に出た昨日とは逆に、今日は家の中でしたいことをする日。さて、何から片付けようかとワクワクしつつ洗濯を回し始める。

 

漫画

賭ケグルイ8巻:メアリが活躍する話もかれこれ8巻目。安い挑発に乗ったり素直な面を見せたりと、本編では知らないような一面が描写されている気がする。本編1巻目への布石だろうか。

ギャンブルで「対等なゲームですよ」なんて言葉は一番信じちゃいけないね。知らない人から「あなたのためを思って言っているんですよ」ぐらい信じてはいけない。

 

ストレイン:先日お勧めいただいた池上遼一さん作品シリーズの一つ、ストレイン。5ドルで人を殺す男、馬勇が少女の保護をきっかけに自分の血を巡る企業戦争に巻き込まれていく話。たった5巻なのであるが、敵味方がどんどん変わり、男のプライドと意地と矜持を見せる作品。滅茶苦茶面白かった。

 

 最初はただの殺し屋同士の戦いなのだが、3巻目あたりから政治闘争も含んだ戦いへと拡大していく。頭のおかしい敵は喉を撃っても生き返ってくるし、油断ならなかった敵はこれ以上ないくらい頼もしい味方にもなる。ただの殺し屋だったのが主人公達との交流を経て温かみを知り、ピンチな状況での意外な味方になるのがいいんだよなぁ。特にエンジェルとかエンジェルとかなぁ!!

ご都合主義といえばそうかもしれないが、漫画だからそれでもいいじゃない。

 

 たとえ負けても這い上がったものが勝つ。そんなメッセージを受けた漫画だった。5巻の紫明のガッツはもうそれだけでドラマになる。

 

昨日の日記

 改めて昨日の長い1日を振り返りながら日記を書く。

 夜に日記を書く際は確保したい睡眠時間も考えて大体1時間ぐらいで終わるように意識をしているのだが、昼に書くとそんな制限もなくただただ漫画を再度読みふけってしまうから恐ろしい。ただの3,000文字なのに、2時間以上かけてだらだらと書いてしまった。パーキンソンの法則を思い知る。

 

読書

マルチプレイ三昧:6人の男女が集まってボードゲームをする話のリプレイ漫画本。漫画だけでも雰囲気は楽しめるのだが、ルールや細かい展開を知るために覗いてみると本文も面白い。たまに身内ノリが強めに感じる時もあるがそれもご愛敬。

 2006年発行の本のため、扱っているゲームはもちろんそれよりも古い。カタン(1999年)は日本語版が発売された時期で、プエルトリコ(2002年)がヨーロッパの人気を独占し、チケットトゥライド(2004年)は出たばかりか。アグリコラ(2007年)はまだ販売されていなかっただとぉ!? しかし当時の時代のマニアが選んだゲームはどれ面白そうで、気になってメルカリで探すが販売さえされていない。欲しい欲は搔き立てられたが、これは集めるのが大変そうだなぁ。権力者の争いを描く『フンタ』と『遺産相続』ゲームが特に気になるな…。

 スコットランドヤードカタンは間違いなく名作。「うんうん、その面白さは分かる…」と腕組みして頷きながら読んでいた。

 

銀河の呼び声:カードランカーの3巻目。1,2巻目までは楽しく読んでいたリプレイなのだが、クライマックスであるこの巻はリプレイの内容が好みではなく十数ページでリタイア。プレイヤー同士が独自の飛んだ設定を出したことで、かけあいが「相手を理解してないけど、とりあえず話を合わせておこう」という印象を強く受けてしまった…のかなぁ。

 データの方は追加カードもルールも楽しく読んだ。カテゴリ名による連携効果はコンボを考えるのが楽しいので好き。「対戦のスケールを銀河レベルにするために、ライフポイントもダメージも全て1000倍にして表します」というヤケクソにも見えるようなルール設定には思わず笑ってしまう。敵の数を増やす、ギミックを増やすなどしてセッションのスケールを大きくする例などは見てきたが、単純に数値をかけ算してしまうのは斬新すぎる。

応用しやすいサイコロフィクション系のゲームのため、使えるなら何かのセッションで使ってみたいところ。

 

タスク見直し

 Linearとにらめっこして、プライベートで4月にしたいことの見直し。開発したいことも読みたい漫画も見たい映画も沢山あるのだが、ここ数週間は本能のままに動きすぎた。「これはする、これはしない」とタスクの取捨選択をして優先順位をつけていく。

あとは自分が実行するだけなのだが…それが一番大変なんだよなぁ。欲望に手綱をつけさせるしかない。

 

ごはん

 朝食:寝てた

 昼食:レトルトゴーゴーカレー

 夕食:ネギ塩レモンうどん

 

 昼は昨日献血でもらったゴーゴーカレー。用意できる食材が卵とご飯しかないため早速お世話になった。味は美味しいのだが、具がほとんどないのが欠点。カツでも福神漬けでも野菜でもいいから追加で入れるべきだったかな。

 夜は買い出し時に気になったネギ塩レモンの小分け袋を使ったかけうどん。少し冷凍庫で冷やして使うことで、さっぱりとしたレモン風味がさらに強くなった。300gのうどんによって腹は満腹であり、くどさはない。これから迎える暑い夏では毎日これでもいいな…と思う爽やかな味だった。

4/13 お散歩タイム

4/13(土) 睡眠時間9時間 14,196歩

結構な時間を歩いた気がするのに15,000歩も歩いていない。毎日1万歩って結構大変だなぁ。

やったこと

今日はゲームにかまけてしそびれていた外での用事を全て片付ける日。気持ちよく寝て、気づいたら出発予定時刻の3分前だった。こりゃ駄目だ。

天気だけは気持ちいいくらいの快晴。

献血

 朝食も取らず、慌てて渋谷駅で降りてハチ公像の道路挟んで向かい側にある小さなビルに入る。向かうのは6Fの献血ルーム。血液検査終了後に一回昼ご飯を食べてくるように指示が下ったこともあったが、なんなく1時間半程度で終了。今年も社会貢献した。

 

休憩所で読んだスラムダンクはやっぱり面白い。コレクション用にそろそろ全巻買うか…。

 

散髪

 次に向かったのは最近お世話になっている渋谷の散髪屋。ビルの隙間に縮こまるようにして存在している階段を上り、2Fの散髪屋に入る。

結局どんな髪型が自分に似合っているか分からないため「ソフトモヒカンっぽくかっこいいので」というアバウトな注文を投げると、「ソフトモヒカンにすると高くなるので、ソフトモヒカンの一歩手前にしますか?」と返事が返ってくる。そんなグレーゾーンぎりぎりみたいなオプション注文ありなの? アバウトな注文がさらにあやふやになって帰ってきた。

 

 伸びきった3か月分の髪を剪定してもらい、冬毛が一気に抜け落ちたような気分。頭を覆っていた鬱陶しい鎧を落とし、心も体も軽くなった気がする。さて、まだまだ続くよ外出用事。

 

秋葉原

 山手線で内回りを使い、読書しつつ秋葉原に向かう。午後の2時の電車なんて、私にとってはゆりかごのようなモノ。読書に集中していたはずが、温かい日差しを後ろから浴びていつの間にか意識が落ちる。気づいたらやけに奥へ続いているホームと、池袋駅の構内看板。いっけねぇ、寝過ごしちまった。

 

今日の秋葉広告。知らない間に3人も代替わりしていたのか…

 中国人、欧米人、日本人…と国際色豊かな人混みをかきわけてイエローサブマリンに向かう。目的は今後遊ばないであろうボードゲームの売却。メルカリでもそこまで利益になりそうになかったため、大人しく持ち込むことにした。

査定を待つ間に周っていた店内の中古コーナーでカードランカーの第3巻『銀河の呼び声』を発見し、興奮しつつ3秒で手に取ってキープした。これだから中古屋の定期巡回は止めらんないぜぇ!!

どんな絶版であろうと販売さえされていたら金を積んで買うことができるのだが、売り切れになっている物は買いようがない。イエサブまんだらけに行くたびに必ずチェックをしていたため、「ヒッヒッヒ」と気持ち悪い笑みがこぼれる。

 

 無事に売却もして任務完了。待っている間にいくつかの中古屋プラモ屋も巡ったのだが、紅蓮のプラモは全く見つからなかった。私の定期巡回はまだまだ終わらない…。まだ探していた絶版モノの1つが見つかっただけだからね。

 

Bar雑談

 ラーメンの腹ごなしということで秋葉から東京駅まで30分程度歩き、向かうのは東京の駅近くにあるBar。ステラアビスで飲んだ様々なお酒を何か味わってみようと訪れてみた。

店内はカウンターにまばらに人がいるが、会話は盛り上がって全員が参加しているようだ。一番離れた右端の席に座って「スカイダイビングというお酒を造っていただけますか…?」と聞いてみる。万が一「知らないカクテルですね」なんて言われたらどうしようかと脳内シミュレーションもしていたが、杞憂だったらしく手慣れた手つきで作って頂いた。

透き通った快晴の空を思い起こさせるスカイ・ダイビング

 これもお酒なのか…と疑うようなくらい綺麗な青色にまずは目を奪われる。次に一口頂く。私の舌では酸味の方が強く、フルーツではなく作られた甘味の要素も感じる。ラムは好きな方だと思っていたが、違っただろうかと首をかしげた。

材料の「キュラソー」何かと思いマスターに聞いてみると、キュラソー島で取られたオレンジの皮を使って作られたお酒のことだったらしい。ホワイトキュラソー、オレンジキュラソーもあり、着色したのが今回のブルー・キュラソーとのこと*1。マスターの豊富な知識を聞くのは楽しく、他に注文したジン・バックやオレンジブロッサムなども美味しくいただいた。

 

ジン・バック:ジン+ジンジャーエール+レモンという組み合わせのため、酸味とすっきり爽やかな味わいでとても好み。ジンは喉を焼きすぎる後味が好みでは無かったのだが、これは丁度良い焼き加減(?)で好きだった。また飲みたい。

オレンジ・ブロッサム:ジン+オレンジジュースのため、約束されていた好みの味だった。

ナポレオン:「ナポレオン」というのは何か特定のブランデーではなく、等級を表す名称の一つらしい。名前が気になって飲んでみたが、甘みの後にブランデーらしい焼くような後味は刺激が強かった。美味しいお酒だったのだろうが、私の舌はまだお子様だ。

キウイフローズンヨーグルト:キウイ系統で何かお薦め有りますか? と聞いたらこれが人気ですよと教えていただいた酒。甘いフローズンヨーグルトなのだが、キウイの酸味が効いていてくどい後味が無い。確かに人気になるのは分かるし、夏にアイスで販売されていたら毎日買ってしまいそうなデザートだった。

 

 時々マスターと話しつつ人の話に聞き耳立てていたのだが、途中で隣にいた大学生と意気投合する。東北出身で飲み歩くのが好きらしく、SNS運用の副業をしながら旅行先でバーに行くのが趣味らしい。自分よりも若いながらバイタリティ持って動く姿に眩しさを感じつつ、気づいたら3時間も話し込んでいた。3杯1時間で帰ろうと予定していたのに、5杯3時間は想定外。合縁奇縁訪れるBarって恐ろしいわぁ!

見た目は金髪チャラ男なのだが、酒に詳しいわ、相手に質問するのが上手いわで、意識している聞き上手タイプに見える。オジサンの教えたがり心をくすぐる術を得意そうなため、どこでも可愛がられるタイプだろうなぁとしみじみ観察する。東京の大学生は強さが違うなぁ。

 

 いろいろと刺激を受けたバーだった。毎週行くのはお財布へのダメージが甚大なため月1ぐらいで行きたいものだ。

 

迷宮クソたわけ

 ゲームの話で盛り上がっていたら友人からオススメ貰った漫画。面白くて最新話まで一気読みしてしまった。

 

 主人公は冒険者の職業で一番死にやすいと言われる魔法使い。背負ってしまった多大な借金を返すために迷宮に潜って生き延びて帰るというサイクルを繰り返している。

ハーレムは出来るが常に修羅場であり、頭を使うがそれを超える策士が現れたり…となんだかんだ不幸属性が強い。ウィザードリィをネタにしてるだけあって、あるあるネタの兎で人は死ぬし、生き返ったら即座に前衛に立たせるなど冷静に考えたら怖いことも多い。ごめんなゲームキャラクター、私は思った以上にこき使っていたようだよ…。

 

 絵が綺麗で上手というわけではないのだが、漫画の構成がお上手で面白いため絵の雰囲気も味があるように思えてくる。読み終わったらとりあえずダンジョン探索にでも行きたいような漫画だった。

 

ごはん

 朝食:食べず

 昼食:(外食)吉野家の牛丼

 夕食:(外食)豚骨ラーメン

 

 「献血前にごはん食べて来てくれないと困るよ(意訳)」に従って昼を早めに摂ることに。渋谷の駅前はコンビニよりも先に吉野家が見つかった。個人的的にはすき家よりも吉野家の方が好きなのだが、味の何が違うのだろうか…。

 夜は秋葉原駅近くにあった豚骨ラーメンの看板に吸い寄せられる。空きっ腹に酒は良くないから…という理由をつけて入店。替え玉2つまで美味しくいただいた。豚骨ラーメンは1月に1回くらい食べたくなる時がある。煮卵・ネギ付きで。

*1:レッドキュラソー、グリーンキュラソー、ゴールドキュラソーなんてのもあったらしいが、歴史に埋もれてしまったようだ。