5/2(水) 睡眠時間9時間
平日なのにキーボードを触っていないからか、日記を書く時間のキーボードタイプがとてもとても幸せに感じる。
HHKBの快適打鍵に魅入られてしまったなぁ。
やったこと
私物整理
買い出し
時間割作成
マンガ 最強の教科書
コヨーテ
タイピング練習
感想
快適なお布団で二度寝三度寝して気づいたら9時半。なんてこったい寝すぎた。
「実家にいるうちに置いていった私物の整理をしなさい」と言われていたので、自分の元引き出しなどを引っ張り出して私物整理。古い消しゴムはいらない、シャーペンもいらない…と一つずつ選別し、古いものを大きなゴミ袋で投下した。
人からいただいた手紙等は捨てられないため、あんまり減らなかった気がする。
買い出し。足りなくなったスリーブの買い出し。100均にあたりをつけて行ってみるもちょっとサイズ違いのスリーブしか無し。
じゃあカードゲームショップだ! と考えて自転車走らせるも無し。最悪amazonで購入か…と思っていたらショップ内にボドゲコーナーを発見。そのそばにありました、ユーロサイズのスリーブ!*1。
いつの間にか増えていたボードゲームコーナーに感謝しつつ買って帰った。田舎にもボドゲというビッグウェーブは着実に来ていた。
時間割表作成。シールをペタペタ張って楽しく作ってた。枠線を黒で引いてしまったのが最大のミス。デザインにも設計書は大事ですね。
日記を書くようになってから痛感した記録の重要性。前回は参加者とプレイしたボドゲ名をエクセルのような表形式でメモしたけど、いまいち味気ない。
今回は時間割表を作りつつ、そこに遊んだボドゲ名を付箋で張ってもらうようにしようかと考えてみた。4日間終わった後にどのような形になっているか楽しみ。
時間割には飯とボドゲの予定しか書いてませんが、そんなものです。就寝は各自なんとか取ってくれ状態。
合宿はいつも健康的で文化的な生活を保障していない。
うた恋い。百人一首の歌のエピソードを分かりやすく漫画で教えてくれる本。高校時代の国語のテストを受ける前に読んでおきたかった…! 面白かったです。
漫画で読むとよくわかる六歌仙の人物名。小野小町と在原業平と文屋康秀は仲良し歌人で有名人。喜撰法師はちょっとお爺ちゃんで大友黒主は1首も選ばれていないかわいそうな人。僧正遍照は小野小町の兄貴分。
国語便覧で見たときにはただの4文字熟語の集合体にしか見えなかったのに、ストーリー形式で知るとするすると頭に入ってくる不思議。
どれも恋愛の歌を取ったというだけあって良いラブコメを見られましたが、僧正遍照と小野小町のやり取りエピソードは特に好きだった。(2巻 P86)
石の上に旅寝をすればいと寒し 苔の衣を我に貸さなむ
(私とっても寒いの…あなたの服を貸してくださらない?)
と吉子(小野小町)が言えば、
世を背く苔の衣はただ一重 貸さねば疎しいざ二人寝る
(〈坊主のため〉あいにくこれは一張羅だでも他ならぬ君の頼みなら…一つ服の下で温めあおうじゃないか)
と返す僧正遍照。
二人の楽しいやり取りをにっこり笑いながら読んでました。これはたぶんフィクションではないんだよなぁ。
百人一首の歌の意味まで知りたいと思う面白い漫画だった。続きもあるようなのでそのうち読みたい。
定家が日記を56年書き続けたと聞いてちょっと対抗心が芽生えた。でも77歳まで日記書かなきゃ追い越せないのか…。
マンガ 最強の教科書。漫画の現状、作り方のコツ、成功マンガの分析、編集者論…と漫画についていろいろと語られた本だった。全体的に歯に衣着せぬ物言いをされるため、一所懸命ないい”オヤジ”なんだろうなぁという印象を受けた。文章の節々から「口だけの奴は大っ嫌いだ」感はあった。
面白かったです。
まとめると、編集者がやるべきことは毎日地道に頭使って考えて、漫画家を誉めつつ指摘を入れつつアイデアを提供して育てること。知識は大事だから映画と小説、絵…と広範囲に興味持って学んで取り入れること。
漫画家が最初から世界観を持っていることは難しいから、その人物に合いそうなジャンルを考えて、面白いネタを考えて作品を作っていくことが大事…ということらしい(原作を作りにくいギャグマンガを除く)。
マンガの作り方と銘打ってはいるけど、文章を書くのにも大事なことが多く言われてた。以下線引いた部分の抜粋。
P103 l2
昔から映画が一番漫画作りに役立つと言われている。
2時間で起承転結が成立するから…ということらしい。確かにしっかりオチつけて終わるという安心感がある。
映画で風呂敷の広げ方とたたみ方を学んだら、後は間を膨らませるだけでいいですね。漫画だから映画のカットの切り方も参考になるのか。
P181 l13
何十ページ、何百ページと文章を書いて、ただ満足している人が多い。(中略)
絵(映像)を思い浮かべながら書いているとはとても思えない文章をよく見かける。
本書中で一番耳が痛かった言葉。面白い日記を読んだときにどうして面白いのか…を言語化できなかったけど、視覚を情景として思い浮かべられるかどうかは確かに大きそう。
今年頑張って鍛えたいところ。比喩表現の使い方などに熟達すべきなのかな。
P242 l3
時代なんていつだって閉塞している。
それはそうだと首がちぎれそうなくらい頷いた。
P289 l12
大人の読者は、童心に戻って子供向けの漫画を読みたがっている。
ペルソナ像ではなく、顧客体験として何が求められているかという話。読者の平均年齢が上がったからといって少年誌で大人向けの漫画を書く必要はないという言葉に目から鱗でした。
登場人物を”童貞”にするのは対象読者の中高生が”童貞”な人が多いからという話にも笑った。
P293 l4
DVDを観るときは必ずポテトチップスや柿の種、そしてビールなどの飲み物を用意して、ソファで寝転んで観ます。そして、しっかりと再生ボタンを押す。
映画は、まず、きちんとセリフを聞いて、しっかり映像を観ましょう。
「これが出来ない人がいる」とおっしゃってますが、むしろこれが出来ている若者はいったいどれくらいいるのだろうか…と思う。
”ながら見”に慣れてしまっている世代からするととても贅沢な見方だとは思うけど、次はこのやり方で見たいところ。バランスボールで跳ねながらNight Feverを歌うのでは無い。
タイピング練習。決して練習をしたかったのではなく、キーボードを打つ理由が欲しかっただけです。
ごはん
朝食:食べず
昼食:レトルトカレー
夕食:とん平焼き
実家帰るたびに、冷蔵庫にたくさん材料があることに感動する。