5/26(日) 睡眠時間7時間半 12,283歩
会社の人でも旧来の友人でもない外部の人と話すのは久しぶり。
「ご無沙汰してます~、お久しぶりです~」という外向けの言葉は何一つ出てこなくて、使い慣れた「お疲れ様です~」だけが口をついて出た。会話ローグライク、選択肢が1つしかない。
目線を合わせるのも慣れずおどおどするし、雑談を弾ませることも出来ない。雑談能力の劣化を切に感じた時間だった。
やっぱり定期的に緊張感を要する出会いをして、表情筋と口の筋肉を動かさなければいけないな。籠ると退化する。
やったこと
技術書展16
ちょっと寝坊かましつつ、池袋に向かって意気揚々と家を出る。
向かうはサンシャインシティの展示ホールD。技術書典だぁ!
会場は教室を並べてぶち抜いたような縦長の空間で、中は幅2m程度の通路両側に所狭しとサークルブースが並んでいる。前より出店数増えてないっすか…?
やはり多かった生成AI・ChatGPT系のゾーンは素通りし、目的のブースにご挨拶するという大事なミッションを先にクリアしておく。去年は知らない怖い空間で目的だけ済ませすぐに帰った気がするが、今回は挨拶するという新規ミッションを(挙動不審ながらも)クリアできた。勉強会に顔を出してみた成果を感じられてちょっと嬉しい。社会と繋がっている。
その後は順番にブースを巡っていく。まだ2回目の参加だが、前回よりもさらに言語の種類自体は減っている印象。強いのは単独トップでPython、次にRustかな…? 仕事でお世話になっているJavaやScala系の本は私の観測範囲では全くなかった…。商業誌との差別化が進んだということだろうか。
生成AI系は多くを占め、初心者的な使い方からテクニック集みたいなものまで多く販売されていたように見える。時流だなぁ。Rasberry Piで○○を作る系はちょこちょこ拝見。
私の購入物はCloud Runの本、無料で頂いた本、PagerDutyを除けば「執筆について」というテーマの本が多めかな。日記がそろそろ4年目を迎える頃になってきて、よその執筆環境やルーティン、続け方が気になるお年頃。
ピンク色の『「売れ」に備える作家のためのサバイバル読本』は友人にオススメしてもらってから欲しいものリストに入っていたが、Kindleのために買うタイミングに長く悩んでいた。
今回キーボードの本につられてブースへ寄ったことで、ついでに運命的な出会いをすることが出来た。外に出てみるもんですなぁ。
軽く2巡して、予算の1万円を超えなかったことに安堵して帰宅ルートへ。
ご挨拶した際に「○○さん、今回はこっち(サークル)側かと思ってましたよ!」なんて言われてしまった。流石人生の大先輩、人をその気にさせるのがお上手だなぁと笑ったが、確かに次はまた新しいミッションに挑戦してみてもいいかもしれない。
技術…何書ける…? 遊んでばかりだったが、エンジニアとボードゲームなら書けそう。
買い出し
帰りには外出ついでの買い出し。最寄り駅でいつもと反対側へ降りて、ドンキへの道をてくてく歩く。洗濯物を干してきたらよかったと後悔するほど日差しは強く、既に本で重くなっているリュックが主を離すまじとでも言うかのように密着してきて暑い。それが可愛いのはコアラと赤ちゃんだけだよ。
久しぶりの買い出しのため、家で足りなくなってきた日用品もまとめて購入していく。詰め替え用洗剤・柔軟剤・シャンプー・トイレットペーパー…だけで重量と体積が遠慮なく増えていく。一番軽いローズマリー・レモングラスだけは見つからず残念。
安くなっている大容量の肉を買って、生活必需品であるネギと玉子も購入。レジを通って鞄に詰めた後は、フルアーマーガンダムのような荷物量に膨れ上がった。
ただでさえ高くもない身長が低くなってしまうんじゃないかと心配しつつ、本と買い出しの重い荷物を背負って2kmの道のりを歩いて帰宅。長い長い旅路だった。
仮眠
帰ってきた勢いで荷物を整理し、プルコギ焼いて残っていたごはんと一緒につまんで椅子で一息休憩。「ちょっと横になるか…」と約束されし敗北の言を口にしてそのまま寝落ちた。
気づいたら3時間睡眠していた。よく寝た。
とろける鉄工所3~6
溶接系地方鉄工所漫画。その続き。
火花で焼けたり鉄粉まみれになったり事故間際になったり…と溶接の世界はとても過酷。長時間労働もやむなしというほど仕事は飛んできて、人が1人いなくなるだけで納期が危ない。PCという意味を除いた本来の”ハードウェア”を扱う人々はすごいなぁ…と教えてくれる作品。
東京タワー建設のエピソードは特に過酷で、風速20mの風が吹く中で、30cmの足場を行き来して仕事をしていたらしい。トイレはもちろん地上のドラム缶からホースを伸ばして高いところから用を足す。
「20mも200mも変わらない」と書かれていたけどそりゃ嘘だぜ…? それをサラリーマンと同じ給料で、ロマン求めて*1仕事しに行ったというのだから、職人気質な男の世界だなぁ…と前世代のヒーローたちに敬礼した。スカイツリーに関わった人もこんな気持ちで作業に取り掛かっていたのだろうか…ご苦労様でした。
溶接によって、生活に密着している公園の遊具や橋やタワーが作られている。お仕事ありがとう! みんなすごい! とリスペクトの気持ちが溶接にも芽生える。ある事情で出てきたパン屋さんも、朝早くに起きて判断力と腕力を要する仕事にとりかかるみたいなので、これまた尊敬。
友人の言だが、講談社はお仕事漫画が本当に上手い。「こんな仕事簡単だろ」って口が裂けても言えない。
ハートオブクラウン
サーバー閉じる前に…ということで呼ばれて少し遊ぶ。
昨日のプレイの結果、全員が最速でベルガモットを立てるように動き、取れた人が開墾令で他人の山札を汚染して遊ぶ仕事。開墾した土を投げつけないでもらえます?
俺はこんな対戦がしたくてハトクラやってんじゃねぇ!!
マイナス点数が多すぎる最速擁立はいつもなら欠点が目立つが、侍女シスターズがいる今週の環境ではその損を帳消しにできるため、行動札をキープできることなどのメリットの方が多い。よって勝つためには、必然的に擁立方針がアグロになり、運に賭けてでも最速擁立を目指すのが吉となる。
あまりにも強い最速ベルガモットに対して、なんだこの戦いは…と全員で項垂れた。
追い上げる系のキャラにラオリリやレイン&シオンはいるが、ラオリリは侍女5枚追加というデッキの汚染が重く、擁立してから勝つまでがなんだかんだ長い。レイン&シオンは、膨れ上がったデッキで巻き返すのには遅すぎる気がする。擁立タイミングが遅くなるだけで勝敗レースへの参加権を実質失ったように感じ、あとは消化試合の気分になってしまった。
カードの可愛さやキャラの能力が好きで遊んでいたが、能力によるバランスと購入のランダム要素を考えると、ドミニオンの方が私は好みかもしれないなぁ。
来週のカード更新でこの感想もまた変わるのだろうか。
ごはん
朝食:寝てた
昼食:たら竜田のタルタル南蛮
夕食:牛プルコギ
デザート:パッションフルーツジュース
夕食は買い出しした食材で牛プルコギ。味付き肉を安く売ってくれるドンキの存在に感謝しながら、家で眠っていた玉ねぎと一緒に炒めていただく。久しぶりの味付き肉は玉ねぎの水分で多少薄くなったとしても美味しい。
天然香料は見つからなかったのだが、探して三千里歩いているうちにパッションフルーツソースを発見。パッションフルーツを食べる際はスプーンで掘り出したうえ、果汁もしっかり絞って食べる私としては、自然の恵みが降ってきたかのような製品。
買うしかないじゃない! と言って値段も見ずにカートへ入れてしまった。(500ml700円程度)
帰って早速、家で眠っていた炭酸水で割ってみる。あまりにソースの成分が濃すぎるためか、1回目は上手く交ざらず水と油のように2層に分かれてしまった。うっすいオレンジジュースからいきなり濃い口ソースを生で飲むようなドリンク。
2回目以降は炭酸水を先に入れるようにして、ソースを注ぎ込む。箸で10回程度かき混ぜて飲むと…パッションフルーツソーダで美味しいですわ~!! あのほじくり出す苦労をせずに、パッションフルーツ果汁をぐっと味わえる幸せ。日記を書きながら1杯…のつもりが、1項目書くたびにおかわりを作りに行ってしまった。
次はヨーグルトを混ぜるかシャーベットにするか…あと半分をどう味わってくれようか楽しみだよ…!