生存報告所

日記だよ!

5/25 プリキュアアニバブック

5/25(土) 睡眠時間8時間45分 473歩

朝の時点では、カッターの刃で出来た人差し指の傷はまだ残って残っていたのだが、夜に日記を書くころには隙間が埋まり、タイピングも難なく出来るようにまで復活していた。若者の治癒力、まだ頼っていいものらしい。

やったこと

 昼近くまでぐっすりと睡眠。起きて幸せな二度寝をしたり、布団に入ってもぞもぞすごしたりと至福な時間を過ごす。

 

今日はPCの環境整備をしたいと思っていたが、指のけがのため方針変更。楽しく漫画読んで、消化したい本を読み、ハトクラに興じる。気温も上がりすぎず涼しい風が吹き、まったりと楽しい1日。

 

漫画

ひだまりスケッチ6・7:正直、今日読んだはずなのに、もう印象に残っていない。卒業が近づいてふわふわ浮くような不安感と、それでも動いてしまう日常は怖いよなぁ…と3年生コンビを見つめていたような気もする。

 

 強烈な印象を残すわけでは無いのだが、どれも微笑ましい高校生の日常で、過ぎ去った自らの日々を懐古しながら読むのが一番いいのかもしれない。

どの巻もひだまり荘と学校での楽しい日々が描かれていて、実家のようなゆるぎない安心感をくれる話だった。そういう意味では、主人公のゆのちゃんらしい優しい漫画とも言えるかも。

 

(としょかん)の大魔術師1:この「圕」という漢字が造語でないことに驚いたし、ちゃんとUnicodeが設定されていることにさらにびっくりした。そりゃ設定されていないとパソコンで表示できないのだが…。

 

 そうではなくて本編。貧民街に住む混血児が本を読んで主人公の訪れに憧れ、図書館部隊との出会いをきっかけに自ら一歩を踏み出す物語。

 

 この図書館部隊のことを”カフナ”と呼ぶのだが、とても少年心をくすぐる設定をしている。

「書を護ること それ即ち 世界を護ること也」

 が大事な標語であり、本を護るために地方の図書館へ派遣されたり、中央図書館で仕事に励んだりしているらしい。

カフナの紹介

 BLEACH護廷十三隊や鬼滅の柱システムにロマンを感じて育った身としては、こういうカッコいい集団の設定に食いつかないわけがない。中央~西アジアあたりの細やかな装飾と相まって、見た目も設定もこのページ大好き~! と何度見返していた。タロットカードにでも出来そうな素敵な絵。

一番左のお姉さまは、今回大活躍して主人公が旅立つきっかけにもなった方。見た目にピンと来た人はこの作品を読もう! ピンと来なかった人はとりあえず読もう! と進めたい作品だった。昔に教えてくれた友人よありがとう。

 

 「立派な書斎を作るのが男性の夢」という文化には首がもげるほど頷きたいが、一般独身男性にそんな大量の本を置く場所は無い…!

大学終盤で私の本のコレクションは電子化する方へ舵を切ったのだが、本を丁寧に直していく修復室の仕事を見ていると、本の形になったものを裁断してすみません…という気持ちも芽生えてくる。悠久の時間を超えてせっかく紙から巻物、本の形へと進化してきたのに、時代を逆行する蛮行かもしれない。

多分そんな理由では怒らないと信じたいが、大蛇のように睨んで怒るアンズさんの姿を幻視した。

 それはそうと、少年とお姉さまの組み合わせはやっぱり良い。これがおねショタ…!? と目覚めてしまいそうだった。

 

プリキュア20周年アニバーサリーブック

 家で眠っていた本の1冊。ライブの興奮で買って以降読み時を逃していたが、この機会にと取り出した。

 

 最初は20周年記念で全国に掲示されたポスターの一覧。このページが見られただけでも価値がある…とよだれを垂らしそうなくらい。

実際に新宿で見つけたポスター

 プリキュア各自のデザインが可愛いことが再確認できるし、変身口上も載っている点が良い。シリーズごとの共通点を見比べたり、要素の違いを楽しんでいた。贔屓目を抜きにしても「ヒーリングっと」シリーズの、○○二つの~△△*1という口上が一番好きかな。初代以上に精霊と一緒ですよ! という想いが溢れ出ているように感じる。

 

 本編最初は、発売当時放送していた『ひろプリ』のキャストへインタビュー。各声優さんから見た他キャラの印象に「分かる~」と頷くことが多い。

ひろプリの良いところの一つは、全員がひとつ屋根の下にいる”家族”なところにあると私も思う。年も性別も境遇も生まれた世界さえも違うが、仲良く協力し合って生活して乗り越えていく姿に、温かい家庭と絆が感じられて好き。

 

 プロデューサーインタビューは伝説*2の鷲尾天さんと、高橋麻樹さん。

20周年についてかける想いという対談は興味深かったのだが、鷲尾さんが最初に言ったという「知は力」という制作テーマについては特に良かった。ディレクターの小川さんのインタビューでも「知ることで世界は広がる」と語られていて、いかに根幹となるテーマだったのか分かる。

以前からアンドロイド、異星人などの多様性は見せていたが、今回はそこに男の子と成人も加わった。”少年”は航空力学を知って夢をかなえたし、ソラちゃんは他人を知ることで精神的に強くなった。終盤まで謎だったアンダーグ帝国の話も併せて、言われてみればそういう物語だったと納得した。

 

 あげはのキャラデザインについても語られていて、声優インタビューでも言われていたように、あげは姉さんは全員の精神的支えなんだよな。序盤では他の3人が脆かった分、成人らしい頼れるお姉さんになっている。

「明るいお姉さんキャラがこれまでいなかった」

という指摘通り、これまではクールで知的な一歩引いたようなお姉さんキャラが多かったが、あげはは持ち前の明るさで皆をガンガン引っ張ることのできる人。

「ギャル」だけど、それは明るい人間ということであって、言葉遣いが乱れているわけではない。

(あげはさんの)人間性はギャルじゃない、むしろ良識的な大人 P30 

というお話し通り、いいお姉さんだったなぁと懐古する。映画でもこの朗らかさと大人らしい器の広さは大活躍だったなぁ。

 

 各世代のオモチャの写真の後には、キャストが選ぶメモリアルエピソード。これも良い。代によって選出の傾向が全然違っていて、同じ回を皆が選んでいるときもあればバラバラな時もある。でも全て、「その話良いよね!」と頷きたい選出だった。『フレプリ』のあゆみママ回はトラウマ回も含めて素敵な話が多いよね。

ヒーリングっとの35話バレー回とトロプリの33話はやっぱり人気で、もう一度見直したくなる。ギャグは強し。

 

 その次は音楽で振り返るプリキュア

 歴代の音楽担当者インタビューも読みどころが多い。特に高梨康治さんと林ゆうきさんが関わった作品は知っているのが多く、「名曲をありがとうございます」と五体投地で申し上げたいくらい。

  

 高梨さんは「プリキュアにロックサウンドを持ち込んだ音楽家」と紹介されている通り、関わった作品は戦闘の緊張感が違うように感じる。「戦うフレッシュプリキュア」のバトルスタートのゴングが鳴るような入りと、その後に続くビートは不安を掻き立て闘志を燃やさせる。

OP・EDはたまに飛ばしてしまうこともあるが戦闘シーン含む本編は飛ばさないため、下手したらOP・EDよりよく聞いているかもしれない。ふと動画サイトかで聞いたときに「タイトル知らないけど、俺は聞いたことある…!」と心を揺さぶられることが多い。

この方の曲では「ハートキャッチオーケストラ」がやっぱり一番好きかなぁ~。キュアメタル、最高です。

 

 林ゆうきさんは『アラモード』から『スタプリ』まで担当されていて、15周年映画、オールスターメモリーズも担当されている。

映画のクライマックスに流れる同名のメドレーは特に最高で、始まりは晴れて行く青空のような、穏やかでワクワクさせる曲。駆け出すプリキュア戦士の姿についていくように、段々とノリのいいテンポに変わってゆく。ここで映像が歴代プリキュアによるかっこいい戦闘シーンに変わり、食い入るように見つめる。しかし、いきなり聞き覚えのあるメロディーが流れてくることで意識は音楽へと引き戻される。これ、もしかして歴代プリキュアのメロディーが順番に流れているのでは…!? と気づいた時の衝撃は忘れられないだろう。そんな神曲を作られたお方。

 『スタプリ』で歌いながら変身するというアイデアプリキュア界では斬新な試みで、私としては大変好みだった。毎回流れ始めると、国歌…を超えて宙歌斉唱と言いたいくらい楽しみながら聞いていた。仲間が増えて、徐々に歌う人が増えていくのも良かったなぁ。

 

 語りすぎた。残りは映画の概要が載っていたり、各キュアごとの20周年記念イラストがあったり。

 

 20年。その長さに対して畏敬の念しか芽生えない。こういうインタビューブックは買っていなかったのだが、各立場の熱い思いを知ることが出来てとても良い本だった。

 

ハートオブクラウン

 昼に遊び、休憩挟んで夜に遊び…気づいたら合計7時間プレイしていた。世界に轟くドミニオンの偉業で十分知ってはいたが、中毒度が圧倒的に高いゲーム性である。

少しずつ戦い方が分かってきて、カードの購入をせずキープして力を貯めるターンを作ったり、最速擁立のための方法を考えて実践してみたりしている。

 

勝敗記録

 ただ負けるのも悔しいからと記録を少しずつ取り始めたのだが、正直このデータだけでは何を反省したらいいのか分からない…。真面目に分析をするならプレイ人数やカードセットの情報も含めるべきだろうか。

 

 友人とも話していたが、ベルガモットは「全ての行動カードが2枚あります」とでも言えるようなパワーを秘めている気がしていて、ただでさえ強いのにドローソースがある環境では滅法強い。最終ゲームではその能力を活かされて不要札をデッキにひたすら練りこまれてしまった。こんな奴にどうやって勝つんだと全員震えたが、本当に勝つ方法あるのかな…?

人にベルガモットを回されたら負けるため、私が最初に取るようにしているぐらいなんだ。(好みの問題で、弱い環境だろうが擁立しているときもあるけど。)

 

 

 今日の日記、とても書くのが難しかった。

「面白かった」という一行感想で終わりたい気持ちと、ちゃんと読みやすい感想を書きたい気持ちが争い、なんとか捻りだして書きだした。日記ってなんだ…? 感想文ってなんだ…?

友人と「この年になって読書感想文って良かったのかもしれんなぁ」なんて話したが、やっぱり私にゃ難しいヨ。書けば書くほど、「俺には文章が分からねぇ!」と叫びたくなる。

 

ごはん

 朝食:寝てた

 昼食:つけ麺

 間食:キウイ

 夕食:たら竜田のタルタル南蛮

 

 昼のつけ麺は味袋を直接鍋の中で温め、主が横になって漫画を読んでいる間に気を利かせて勝手に破裂。つけ麺のはずがぶっかけ麺に変わってしまった。説明にわざわざ「鍋で直接温めないでください」と書かれていたのはそういうことね…と膝をついた。空気は温めたら膨らむって義務教育では習ったはずなのに(´・ω・`)

 夜はOisix製たら竜田。電子レンジを大いに使うレシピだったので、全て諦めて全ての食材をフライパンに入れてぐつぐつと煮る。これはこれでウマイウマイと美味しくいただいた。たぶんレシピ制作者は泣いてる。

 

*1:キュアグレースさんなら重なる二つの花。

*2:プリキュアシリーズの立ち上げに参加した人。すごい。