生存報告所

日記だよ!

4/26 復活!

4/26(金) 睡眠時間5時間半 5,593歩 気持ちよい快晴

見たことは無いのに「絶対無敵ライジンオ~!」というBGMが何度も流れる。それくらい元気。

やったこと

 仮眠をしっかりしたので、多少の睡眠時間は削っても問題ないだろうと油断して布団に入る。ぐっすり寝て、アラームは一度止めて二度寝まで様式美。

外は快晴、気分スッキリ、時計を見たら時間は…寝坊したぁぁ!?

 始業時刻では無かったのでリモートワークという手もあったが、今日は飲み会の予定のため速やかに午前休申請。休みがいきなり降って湧いてきたぜぇ!

 

モモ

 「時間の大切さがわかる童話」という感想をどこかで見て読み始めた物語。日頃は漢字で見慣れている文字までもが平仮名になっているのは違和感があったが、楽しく読み終えた。

 

 遠い遠い昔話、モモという聞き上手の女の子を中心に楽しくこぢんまりとした生活を営んでいる人たちがいた。仕事を丁寧に小さく行い、談笑を楽しむ楽しい時間を過ごしていたが、ある男たちに「時間を節約することこそが幸福だ」と説かれて徐々に生活が変化していく。もっと早く、もっと稼いで、もっと時間を節約することに囚われてしまうお話。童話の皮をかぶって描かれる現代への風刺はなかなか耳が痛く面白かった。

ネタは無いけど豪華な生活から落ちないために必死で話を使いまわすジロラモ、ことジジの姿は特に可哀想だったな。お話がコンテンツとして毎日、毎分、毎秒で消費される情報化社会の現代を特に想起させる。

 

 時間は無限ではないため選択することは大事なのだが、節約にだけ囚われていると何も残らない…かもしれない。ギャラリーフェイクで空き巣のおばあさんも言っていたが、心に大切なものを集めましょう…ということだな。

昔、国語か道徳の教科書で読んだ「時間とは削られるものではなく、器に色をつけて埋めていくと考えている」という言葉を思いだした。私の時間は何色で埋めているのだろうか。

 

ギャラリーフェイク17~19

 時に死にかけて、時に仁義の心を見せて、時に苦労して…ニクく楽しそうに人生を生きている藤田である。

19巻は意図せずサラのために別荘を整備し直し、同衾し、ピンチから救うために罠を張る…可愛い助手に大いに振り回されていて、見ている方の口が緩む。あぁもうじれったいなぁ! と読者にツッコミを入れさせる話はWeb漫画でもpixivでも多いのだが、オジサンと若い女性という組み合わせで2000年以前から書き続けている細野先生は流石です。

 

仕事

 読書して漫画読んで自炊して出社。完璧なスケジュールで踊りだしそう。さらに出社途中で柴犬2匹を自転車かごに入れて移動する可愛らしい光景も見られたので、今日の気分は110点。

 

 今日は書き物したり環境構築したり。

 久しぶりにエンジンかけた車が動かないように、検証したいローカル環境が起動しない。経年劣化とは無縁のブツなはずなのだが…。斜め45度で叩いてもしょうがないため、環境変数変えたり、設定を戻したりしたのだが起動せず。諦めて帰った。難しいエラーは寝てから取り掛かるに限る。

 

飲み会

 今日は以前飲み会をしたエンジニアの方と再会。前回は訪問したが、今回は会社近くに来ていただいて揚げ物を楽しむ。

最初はお互いに様子を伺うようにプロダクトの話をポツリポツリと話していたが、エンジニアあるある談を話していたら段々と盛り上がってきた。

 「職場で使っているキーボードって何ですか?」という話で、4人全員がこれなんですよって鞄から取り出したのが今日のハイライト。隣の卓からみたら唐突にキーボード見せあってお互いに感触を確かめ合っている不思議集団だったろうな…*1

おひとりは自作沼にも浸かり始めたらしく、軸の好みや軸に塗る好きなグリス*2、こだわりのキー感触…と語っているのを楽しく聞いた。「キーボード入力において、一番太いはずの親指ってサボりすぎですよね!」という会話をすることが出来て余は満足だ。

 

 定例会のように、次に行う飲み会の会場まで決めて解散。社内の方とは違う雰囲気で楽しく飲めた日だった。

 

クロノアーク

 帰宅してPCを付けてチャットなどの返信を返す。落ち着いたらもう23時半。「分かっている、ここでゲームなんて起動したら日記を放り出して徹夜コース…」と思ったが、やっぱり止められない。クロノアーク正式リリースだぁ! と自ら沼に飛び込んだ。

以下ネタバレ。

 

ネタバレしないようにしつつ綺麗な絵を投げる

 バッドエンドぽいものは数か月前に実装されていたが、正式なENDは未だ無かったため、パズルの最後のピースが収まらないようなもやもや状態だった。Wikiで”メスガキビルド”なんて言われていたカロン&モモリの組み合わせで挑み、順調に最終決戦まで到着。ボスとの戦いをクリアし探検隊が見たのは…怒涛のスチルだった。

 

 以前からイベントスチルを大量に用意しているゲームだったのだが、終盤のスチル量は今までの合計と同じくらいあったのじゃないかと疑うほど多い。話の展開よりも正直、「絵師さん頑張ったんだなぁ…」という苦労を想像して涙が出そうになる。

 

 ゲームのテーマは人格の同一性問題といったらいいだろうか、ゲーム空間に作った人格をコピーして現実世界に戻ったとき、残された人格はどう考えるだろうかという話。

 自分の記憶が偽物で、自我が唯一ではないということに絶望しそうになるのだが、登場人物たちはそれぞれ葛藤を乗り越えて戦いを挑む。

特に主人公のルシーは、「自分がここで絶望して自死を選んでは何も残らないから、ゲームの自分が犠牲になってでも、現実世界の自分が生きられる道を選ぶ」という決断をする。あまりにもイケメンすぎないか。

 

トルストイの『人生論』において

真の愛は古我の幸福を否定した結果である。

と述べられていて、読んだ当時は「自分がいたという記憶が引き継がれるから、とりあえず家族をつくれということね!」ぐらいに感じていた。

これを親子・友人ではなく、現実世界とゲーム世界の自分という舞台で作ったのはとても面白い切り口。これまでの戦いの記憶を未来へ繋げるために”真の愛”への境地に至るルシーの葛藤と決断は、上手い作品作りだなぁと感心させられた。

 

 SF要素に期待して始めたゲームでは無かったのだが、テーマ・面白いローグライク的なシステム・綺麗にデザインされたキャラクター…と3点揃った面白い作品だった。ローグライクが好きなら買いだし、水着スキンもすぐに出るよ!!

クリア

 今回は血霧でちょっと難易度上げてクリア。

 「前はnormalクリアも苦労していたのに、ハード×血霧とは私も成長したなぁ!」とご満悦でクリア画面を見たのだが、橙色で染まっている「NORMAL CLEAR」の文字が目に入って椅子から崩れ落ちそうになった。とんだ勘違いである。

次は水着スキンが出てからリベンジだろうかなぁ。今日はもう朝日が昇って空も明るいし。

 

ごはん

 朝食:食べず

 昼食:野菜と鶏肉の揚げびたし

 夕食:串揚げなど

 

 昼は優雅にOisixキットから揚げびたし。焼いて汁をかけるだけなのだが、しっかり浸すぐらいにタレを作ったことは無かったのでこれも料理かと楽しむ。タレの中身はみりん、出汁、見ず、ごま油、酢だからまた作れそう。これから鶏肉の処理に困ったら、とりあえず焼いて汁浸して食べればいいんだな!

 

 夜は居酒屋メニュー。本日限定で入っていたホタルイカの串揚げが特に美味しく、串に刺さった四兄弟の軍団を2度も頼んでしまった。丸々1匹食べる生っぽい苦さがあるかと構えていたが、唐揚げの衣に包まれたことでマイルドになったのが良かったのかな。

*1:GW前で持ち帰っていただけで、エンジニアが全員いつもキーボードを持ち歩いているわけでは全く無い。

*2:軸の滑りを良くするなどの目的で塗ることがあるらしい…。製品によって滑りやすさも違うらしく、それぞれ好みがあるとのこと。恐ろしい世界だ。