生存報告所

日記だよ!

4/7 げんしけん第2部とARIA12巻

4/7(日) 睡眠時間7時間半 2,160歩

げんしけんが連載されていた当時はBlog全盛期を迎えている頃だったらしく、長文の分析や考察がネットの各地で見られるらしい。こいつを逃す手はねぇ。

平成オタクの長文考察大好きな人間のため、通勤電車の中で拝見することに致しやす。

やったこと

ARIA12巻

 とうとう迎えてしまったARIA12巻。「言葉に出来ないほど素敵でした…」だけで終わりたいのだが、数年後に初見感想を見返したいので筆を執る。

 

 薔薇の女王藍華ちゃんの話。アリスちゃんから先に一人前になったことで、周りから好き勝手に心配されることに心を痛める晃先輩なのだが、とうの藍華ちゃんはまったく気にしてないように見える。そりゃそうだよね、藍華は元々晃先輩に秀才の道を示したこともあるが、天才(=アリスちゃんやアリシアさん)に憧れるだけの気持ちは髪を切った際に落としてきている。そして、その道を示したのは晃先輩だったわけで…。「お前はアリシアにはなれねぇ」というのは、昔受けた恩を返す晃先輩流の応援だったんですよ。良い師弟コンビなんだよなぁ!

扉絵である偉大なる晃先輩と上を見上げる藍華ちゃんの図も好き。この人は自信と誇りある笑顔が本当によく似合う。

 

 Specialな幕間の3人娘。全巻見直したわけではないから曖昧だが、「淋しいよう」なんてアリスちゃんが感情を漏らしたことは今までなかったはず…。ふと漏れ出た言葉だったが、最初のころを比べると本当に成長したなぁとかも感じた1コマ。

能力も何も関係なく、ただ自分であろうというだけで受けてくれる場所は本当にありがたいね。

 

 遥かなる青58話。通り名が青ですよ、青。包み込む空でも海でもなく、そのすべてを包括する『青』。「ウンディーネ」と言われる職業で青というのは他の色と少し違った特別感があると思うのだが、それを名付けるにはふさわしい人であるのは確か。考えたであろうアリシアさんは流石です…。

 

 最終60話。弟子と師匠の6人で過ごした楽しい日々が名残惜しく少し立ち止まる灯里ちゃんだが、未来へ進もうと今日も仕事場のシャッターを開ける。強いよ灯里ちゃん。

 

 最初から素敵だったのに、徐々に輝きを増す灯里ちゃんと火星の素敵な住人の温かさに触れて溶けてしまうような漫画だった。5年後に悶えながら感想読みたいけど、5年後にこの漫画読んだら光に焼かれて成仏してしまいそう。

 

  私が死ぬまでにネオ・ヴェネツィアウンディーネに会いたいから、火星に水よ満ちておくれ。違うな、私がマンホームのヴェネツィアへ行けばいいんだ。

人生でやりたいことが1つ増えた。

 

整理整頓

 Amazonに頼んでいた配線整理グッズが寝ている間に届いていたらしく、寝起きで目に飛び込んできた「配達完了」の文字が今日最初の活字だった。置き配は偉大なのでもっと広まってほしい。

 仲睦まじい蛇の如く絡まりあっている配線を電源タップから全て抜いてほこりを払う。ワイヤーケーブルトレーなる金属製の籠を机に設置して固定度チェック。ヨシ、問題なし!

元通りに配線刺し直し、不要な長さのケーブルはモールでくくって床へ逃げ出さないようにする。最後に机の高さを変えても問題ないことを確かめたら配置は完了。床を這っていたものがみんななくなってスッキリした。

PCは黒いキャスター付き台座に乗せて動かしてみる。こちらはスムーズに移動してくれて掃除はしやすくなったのでヨシ。

 

 唯一の誤算だったのは、最後に買った配線まとめるようの小物が磁石ではなくテープで付ける仕組みだったこと。磁石にしては安い気もするなぁとは思ったが…。予定は狂ったが、これ幸いと5cmほどの高さがある天板の横面につけてみる。あらやだピッタリ。これで引き出しを開けずとも、整理されて待機中のコードを使えるようになった。ミッションコンプリート。

 

捜索

 今日は家でバッチリ仕事を進めるつもり。配線も追えてスッキリしたのだが、プラスドライバーが見つからず、ついでにしようとしたPC内の埃掃除に取り掛かることが出来ない。別に今日じゃなくてもいいのだが、あぁ掃除しなきゃな…と思いながら毎日過ごすくらいなら、掃除モードの今日にまとめて終えてしまいたい気持ちなのである。

 

 5分探しても見つからず、放浪の旅に出てしまったドライバーの行方に思いを馳せる。私以外に入ったことない(はずの)6畳部屋で、まさか見つからないものが出てくるとは…。一生の不覚。

ちょっと休憩するかとあたりを見回して、げんしけん第二部が目に入る。「そ、そんなの興味ないですよ」とコンビニでエロ本から目をそらす中学生の如き動きだったが、まぁ止められないよね。禁断の果実に手を触れてしまった。1冊読んでは5分探し、また1冊…と深みに落ちて行った。

 

 行方不明のドライバーは3時間後に見つかった。工具だからプラモの箱に入れておいていいよね! と仕舞い込んだ数か月前の自分の脳みそをこれでほじくり出したい。

 

げんしけん

 目的のブツは探し出し、あとはノートPCの電源を入れて仕事に取り掛かるだけなのだが、どうして両手には漫画を持っているのだろうか。止まれなかった。

 

 一部は濃い男性オタク達の生態に触れつつも楽しむマンガだったのだが、それから数年たった二部のげんしけんは全く違う。腐女子(・男子)成分が空間いっぱいに詰まっている部室となったのだ。オタク臭さとは別の匂いで満ちてそうな…。

 

 一部後半では天を仰いて社会での居場所を求める班目君だったのだが、こちらも大成長。4人から求められるハーレム空間の主になっていたのであった。昨日は立場や気持ちに共感を覚えるなんて言ったが、私の間違いだったようだ。お前はしっかり漫画の主人公しているよぉ!  ヘタレが可愛いってなんだ、マイナス突き抜ければ勝ちなのかぁ!! と叫ばずにはいられないような展開だった。

アメリカから来て最初はアニメ語録でしか話さない少女だったスーが成長したなぁ…。56話の「ラララメさん」から始まるくだりを読んでナイスコンビー! と思ったのは間違いでは無かったのか。

 

 「でも実際色々試すべきなんだなーとは思ったわ そーしねーと分かんねーことあるわ」

ヘタレて逃げて決断を渋って失恋してといろいろしてきた一番愛すべきオタクな班目君だが、このセリフには共感する…というか尊敬するものがある。口であーだこーだいうよりも何かをした方が早い。そして行動は想像と感じる情報量も全然違う。

(大体いつも)人に押されてではあるが、ちゃんと失恋したし悩んで告白して行動したのは偉いねぇとしか言いようがない。お前、強いよ…。仲よくしような久我山くん。

 

 数年にもわたって同じオタクコミュニティの変遷を見る、大変面白い定点観測漫画だった。毎日1冊ずつ読むつもりだったのに止まらず2日で読んじゃったよ。

 

 そういえば波戸さん、3か月で男性声から女性声まで操れるって本当ですか…?

 

 心の中で拍手大喝采だったのは13巻。大野さんが境ホラのズドン巫女のコスプレをしたこと。木尾士目先生最高のセンスです! キャラ配役ばっちりです! と読みながら称賛の声が止まらない。荻上さんは着てくれたならアデーレだったのかなぁ。

昨日はホライゾンのサントラを取り込みなおしていて、3月はホライゾンのコンサートライブが当たって嬉しくなっている。偶然が重なっただけなのに、ホライゾンの復興かと嬉しくなってしまった。

 

 第一部はパロティネタが分からないのも半分くらいあったが、少し時代が進んだ二部は知っているネタが多かったのも嬉しいポイント。やっぱり歴史を知ってパロティネタは読みたいものです。

 

仕事

 陽はとっくに昔に西へ落ちて、時刻は21時。いい加減覚悟を決めて、最後の足掻き仕事に取り掛からなければいけない時間。デスクをスタンディング用の高さに変えて、ポモドーロの動画を流しながら仕事に取り掛かる。あれこれ逃げながらも仕事に取り掛かって、このスタイルが一番集中できるなと気づいた。

 

 1時間したところで珍しく問いかけも無い友人からの電話。慌てて取ってみると、「明日朝の作業が不安だから確認させてくれ」との声。脳の集中スイッチを切って、雑談交えつつ1時間話していた。対応は問題なく完了。

 

 その後は残っていたげんしけんの最後2巻を読んで余韻に浸って時間が経過する。仕事は徹夜でするから、先に日記を書くかとPCを広げるも手は全く進まない。どうも調子が悪いらしい(深夜2時)。

 

 どうしたらやる気が出るかとネットサーフィンするも、心の調子はさらに悪化。深夜恒例の自己嫌悪タイムに陥って、大人しく寝ることにした。

陽が沈んでから起きるもんじゃないです。深夜に作業を一気にできるなんて夢は見ない方がいいです。夢は布団の中で見なさい。

 

 楽しい1日だったが悔いも残る1日。あー今日も良い1日だった。

ごはん

 朝食:寝てた

 昼食:お好み焼き(ゆず塩だれ)

 夕食:お好み焼き(ゆず塩だれ)

 

 今日はOisixのゆず塩だれ和えの材料を全部お好み焼きに入れて調理。唯一の調理工程である電子レンジが無いから仕方ない。ざく切りされたキャベツとにんじんを加え、添付されていたゴマも投入。それだけでは流石に量が足りなかったため、冷蔵庫のキャベツを千切りして追加で入れる。

いつもの素材の味とは一風変わったたれで楽しめたが、別にこの料理に使わなくても良かった気がする。君が輝ける場所は他にあるよ…! キャベツとにんじんは味に気づかないほど全く問題なし。私は歯ごたえしか感じてないかもしれない。