4/28(日) 睡眠時間5時間 15,961歩
なんだかんだ毎日pixivを見る習慣が止まらない。ファインモーション(ウマ娘)のコミュを指して「ローマの休日3年やるな」と揶揄する設定の作品は面白くて爆笑してしまった*1。
このように軽快なノリでパワーワードをお弁当のように詰め込めるセンスはどこで培うのだろうか。この方は職業作家みたいだが、流石である。
やったこと
荷物整えつつ、かばんは出来るだけ大きく空けて出発準備はOK! 3連休の真ん中でほどほどに人がいる電車に揺られて一路国際展示場駅へ。珍しくリュックを背負って移動するメガネ男性がちらほらいるため、同志が多いなぁとほのかに笑う。
今回はいつものようにビッグサイト入り口で大きな列を作るのではないらしく、すっからかんな広場を見て不思議に思う。奥へ進んで建物内部に入ると、本日のゲムマは東1,2,3ホールだと案内されている。前回までは西1,2,中心部分のアトリウムで開催されてから、広さ的には1.4倍くらいになっている。大きくなったもんだなぁ。
全員が東ホールへ向かう長い通路を歩いていき、半分以上の人が意外にも4,5,6ホール側へ流れていく。「君たち同志じゃなかったの!? 」と勝手に裏切られた気分になったが、相手はYCS(遊戯王チャンピオンシップス)。確かにコンテンツ力もオタク吸引力も高いですね…と納得しつつ、こちらも人間ひしめく入場待機列まで移動した。
10:00~11:00で外で並ぶのはあまりにも暑かったため、折り畳み雨傘を取り出して日差しへとせめてもの抵抗を…。折りたたみ椅子まであれば完璧だっかなぁ。
ゲムマ2024
11:00と共に拍手をして、チケット見せるために右手を振り上げて入場開始! 中古ボドゲを漁るためにブックオフコーナーへ最初に向かい、気づいたら2時間歩き通しで愕然とした。ただ全コーナーを一周見ただけなのに…。
歩き始めて最初に感じたのは、ブースを見るための通路が前回と比べて広いところ。通路幅は体感1.5倍くらいになっており、向かい合わせのブースが試遊していても快適に移動できるようになっている。遠くからゲームの様子だけ見たい身としてもありがたい。ありがとうゲムマ運営!
開始早々に、東ホール1番出口では切れた蛇の如く長い列が形成されていた。最後尾の人がそれを示す看板を持っている様子を見ると、ここだけコミケ会場のよう。女性が9割なのは不思議に思ったが、「6版クトゥルフシナリオ」の文字をみて理由が理解できた。
ボドゲよりもニッチなTRPGをやっているのは男性ばかりかと勝手に思っていたが、女性人口もしっかりいるらしい。見てはいけないような深淵を覗いてしまったかのような気持ちだった。
中央部へと移動すると、一際目立つブースにコロコロコミックの幟を掲げたコーナーが設けられていた。コロコロ様がゲムマに何の用かと思ったが、itoとコラボしたゲームやデュエルマスターズの美少女キャラ登場と…しっかり適応しているように見える。後述のリコリコ風味なゲームもあり、力入れてきたなぁという印象。ファミリー層も十分にいたため、そこが狙いだったのかもしれない?
コラボ作品は他にも多く、金田一少年×マーダーミステリーや”かのかり”の会話シミュレーションミステリーも発売されている。
戦利品
今回も同人ボドゲは覗いたのだが、どこも看板やパッケージをちらっと見ただけで何も買わず。パッケージに心惹かれて、説明読んで、ルールを把握して買う決断をして…という工程がもう億劫になっている。これが好奇心の減退だとしたらちょっと悲しい。
というわけで、今回は手堅く面白そうな2作品と拡張の購入。
ロール&ロールは20周年の歴史特集だったから単独で買ってみた。
ダブルヘリクス・ブロッサム:
リコリコ風味なコロコロのボドゲ。ツーマンセルで警察側とテロリスト側に分かれて複数拠点の占領を目指す陣取りゲーム。どんなゲームなんだろうねぇと話している間に友人が買っていた。パッケージが良いとはいえ、決断が早すぎる。
遊んでみた感想としては…ハッククラッドが近いだろうか。12枚のカードから6枚デッキを事前に構築し、ゲーム中では2枚の手札からカードを使って移動、攻撃、拠点占拠を行う。各キャラには特殊能力も設定されており、それぞれの個性を生かして戦うというゲーム。
私は双子のテロリスト側を選んで勝負開始。こちらは小さいロボットを展開して動き回る月夜ちゃんと電撃操り拳で殴るヒナタちゃんらしい。太ももが眩しい。
敵チームは超能力で移動、攻撃、妨害をすべてこなすピンク髪キャラと、射撃してくるお姉さんが相手。果敢な攻撃でライフは無くなるのだが、その間にロボットをひたすら動かして拠点を4つ占拠して勝利。デッキが一巡する4ターン目ぐらいで終わってしまったため、これからというところでチャイムが鳴ったようなあっけなさを感じる。
2回遊んだ感じでは、攻撃特化型が辛く機動力高いテロリスト側が有利なゲームに見えたが、障害物の配置・デッキ構成によって抗えるのだろうか…?
漫画再現としては頑張ったと思うのだが、個人的にはゲーム性で高い点数はつけにくいゲームだったかな。というか同人ボドゲ業界で1on1ゲームが種類が多くて魔境なのである。
ラストクロニクル インフィニティ:
TCGはいったん休止したが、ボドゲとして復活したシリーズ。以前から気になっていたのだが、今回未使用中古で安かったため購入。
TCG時代の効果や要素を落とし込みつつ、気軽に遊べるゲームになっているなぁという印象。今回はドラフトやデッキ構築する元気が無かったため説明書にあるランダム30枚選出で対戦。お互いに知らないカードプールのため、「なんだそのカードは!?」と言い合うことが出来た楽しい対戦時間だった。ルールを把握してからのドラフトルールも楽しめそうなので、次の合宿にはぜひ持ち込みたいところ。
数か月に1回のペースで順次リリースしていく予定です
公式サイトの文章を見て戦慄した。ほどほどで止めとこ。
気づいたら時間も17時前。見て買って楽しんでをしっかりこなせた良い1日だった。
ゲムマ日曜の方は初めてだったが、のんびりした雰囲気でいいなぁ。ニュースによると次回は幕張メッセの予定。さよならビッグサイト。
買い出し
帰りは自宅から一駅隣で降りてプラモショップへ。店員さんに説明を聞いてプラセメントとダークブラウンのエナメル塗料を購入。ついでにパーツごとに合わせた墨入れの方針もさせていただいた。やっぱり餅は餅屋だなぁ。
後はスーパーでアイス・ポテチ・ジュースを買って帰宅。おもちゃとおやつを多く抱えてすっかり重くなったリュックを背負って帰宅。
ふるよに
ちょっと気楽に対戦。ボコボコにされたり辛勝したり。
アニメ
ワンダフルプリキュア11~13話:キュアニャミーさん登場! あら可愛いと言いたいところだが、今まで守られていた非暴力の原則を壊すように敵への攻撃が止まらなくて少し驚く。第三の仲間プリキュアというよりも、仮面ライダーで目的の合わない二号ライダーのような立ち位置。13話で濃縮敵意100%の眼をしていて、見るアニメを一瞬間違えたかと思いました。猫屋敷さんは確実にヒロイン枠。
処刑少女の生きる道1話:『お姉さまと巨人』がアンチ異世界転生のような要素があると友人に紹介したところ、同じような作品だと教えてもらった作品。転生して活躍を夢見た男の子は可哀想に。知らない美人のお姉さんについて行ってはいけないとクレヨンしんちゃんで学んでは…いなかったな。
さて、少しずつ進めていた漫画の裁断がいったん落ち着いた。明日は楽しくスキャン祭りだろうか。
ごはん
朝食:おにぎり1つ
昼食:食べず
夕食:(外食)ちく天そば
朝は次巻が無かったため手軽にコンビニで買ったおにぎり1つ。このまま歩いて遊んで8時間が経過することを考えたら、ちゃんと飲みものも用意しておくべきだったかな…。
昼食を忘れるほど遊んでしまい、日も落ちてくるような時間にやっと冷たいそば。ワサビのほんの少しツンとした辛さも、少し温かい天ぷらの味も全て私の活力になっていく感覚がした。やはり空腹は最高のスパイス。せめて水はちゃんと摂取しておけ。