生存報告所

日記だよ!

7/26 vs黒カビ First war

7/26(水) 睡眠時間5時間半

後輩に「最近何か意識していることは?」という話を聞いたら、「出来るようになったことを毎日メモするようにしています…」という返事が返ってきた。

新卒、眩しすぎる。

 

やったこと

 仕事

 トイレ掃除

 昨日の日記

 実力も運のうち

 ELSA

 

感想

 仕事。今日はテストで見つけた部分の修正。だがこの修正、ローカル環境では発生せず、デプロイした環境では発生するという謎の現象。特定するのに夕方までかかった…。

 原因としてはpostmanに頼りきりだったこと。パラメータ付きのURLをpostmanに渡すと勝手に変換してくれるが、どうやらそれはローカル環境でしか使えない? みたい。

改めてcurlで確認するようにしたらどっちも不具合が出ることを確認し、ちゃちゃっと直した。プログラミングは死に覚えゲーという真理の一端を見た。ささっと原因を特定できる人になりたい。

 

 

 帰宅途中に必要な物を買ってトイレ掃除。ここ数ヶ月ずっと気になっていたトイレの黒カビ。何で倒すのが一番早いかな…と悩んでいたが、主婦に聞いたらキッチンブリーチが優秀と教えてもらった。というわけでダイソーで買ってきました。

 

 使い方は簡単。黒カビのある場所にかけて放置! 5分もすればトイレットペーパーでこすって汚れが取れるようになる。"ブリーチ"ナイス! と声を上げながら一人で作業していた。

一度始めたら楽しくなってきてしまうのは掃除の宿命。今日はちょっと作業するだけで終わるはずが、結局ほとんどの黒カビを30分かけて退治した。

トイレの写真撮ってもな…となったのでビフォーアフターの写真は無し。

 

 便器のフチ裏などは液をかけにくいなー…と思っていたが、霧吹きに入れたら解決できるんじゃないか? と天啓が舞い降りた。明日ゴム手袋と一緒に買ってこよう。

 

 

 昨日の日記。式守さんをまた読み直しながら書いてました。

 最近日記を書く際に、この言葉は別の表現できないか…? とは考えることが多くなった。その結果が面白いかはさておき、世界を別の角度で切り取るようで私は気にいっている。これも続けてきたことの副次的効果だろうか。

 

 

 実力も運のうち。今日は5章 成功の倫理学

 今回は能力主義に反対する考え方について検討してみよう…という章。

 

 まず貴族社会と能力社会はどちらが好ましいか。おそらく読者は能力社会を好むだろう、その理由としては貴族社会が人々を産まれた階級に閉じ込めるから。反対に能力社会なら人々は才能とアイデアによって自分の境遇を改善できる可能性がある。これによって不平等が起こっても、それは能力や結果による不平等だと考えることができる。

 

 でもこの能力社会、ダークサイドもある。「能力主義」という言葉に関する本を書いたマイケル・ヤングは、この社会を暗黒郷だと指摘した。

この社会では貧しいものはその境遇を不平等な制度のせいにもできない。二十一世紀において最高の地位である知識と教養を受け継いできたエリート層はそうでない層を見下す傾向となる。

 

 能力主義にとって大事なのは流動性であって、平等ではないこと*1

 能力主義の理想は不平等の解決ではなく、不平等の正当化である*2

 

 理想と思われた社会が実はそうではないかもしれない…とここまで少しずつ述べられているけど、はっきり言われるとくらっと来るものがある。言われてみればチャンスを配るだけで、平等是正装置では無いなぁと感じた。

 

 

 じゃあ能力主義に代わると主張する勢力を見ていこう。

自由市場リベラリズム

 賃金や給料は市場の需要と供給満たしただけ。彼らは別に道徳的でも能力があるわけでもなく、金になることをしただけ。

 だから能力主義の問題になる見下しもないし、劣等感もない。金になることが出来る能力があるかは運の問題だよ。

 

福祉国家リベラリズム

 成功したのはあなたに能力があっただけではなく運や環境や周りの人が手助けしたおかげ。だから成功者は恩恵を分配する必要がある。

 成功者=偉いではない。

 

 それぞれ主張はあるが、自由市場では給料が少ない=市場に貢献できていない。給料が高い=市場に貢献していると考える。それが進むと結局見下しと劣等感が生まれる。

福祉国家では「成功したのなら感謝しなさい」「あなたの得たものを環境に分配しなさい」と言われても難しい。それぞれデメリットがある。

 

 そして悲しいのは結局2つとも、「成功者の驕りと恵まれない人々の怒り」という能力主義特有の態度を生み出す恐れがある…。

じゃあそもそも成功とは…という話があるがそれはまた別日にノートへまとめる。

 

 

 5章で難解な言葉たちが多くなったが、その分理解した瞬間には大きく頷くことも。そういう考え方もあるのか…と知って楽しい時間だった。一番面白かったのフランクナイトさんの「弁解がましい経済学によくある倫理的帰結」というお言葉。自分も経済学者でありながら強烈な批判するじゃん…と思わず笑った。

 

 

 ELSA。今日はひたすら「product!!」と繰り返していた。[R]と[L]の発音、やっぱり難しくないですかね。

 

ごはん

 朝食:菓子パン

 昼食:(外食)チキン南蛮定食

 夕食:食べず

 

 昼は美味しいと聞いた店を求めて歩くが、3軒連続で不発。人手不足で休業していたり混んでいたり、定休日だったり。というわけで一周し、会社近くの定食屋さん。

 ごはん・カレー・水食べ放題の定食屋。やったぜ! と思春期高校生のような声を上げてパクパクいただいた。

カレーはちょっとスープカレーっぽいもの。私の好みからは外れるが、しっかり具材が入っていて美味しかったのでヨシ! お腹かなり減ったらまた行こう。

*1:P180 l4

*2:P180 l12