生存報告所

日記だよ!

12/15 学問バー再訪

12/15(金) 睡眠時間8時間

 

やったこと

 仕事

 学問バーKishi

 昨日の日記

 漫画

 

感想

 仕事。今日も今日とてGCPと遊ぶ。

 昨晩はぐっすり寝たはずなのに朝から眠気が抜けず、午前は仕事しているふりをするので精一杯だった。早めに休憩取って、昼寝でリフレッシュしてなんとか回復。

 朝にZoneを飲まなかったのが悪かったのか、昨晩窓開けっぱなしにして寝たのが悪かったのか、単なる気のゆるみか…。私の体にもドキュメントを用意して欲しい。

 

 

 サクッと定時過ぎに上がって学問バーへ。

 店内に入ると既に数人のお客さんと1日バーテンダー、店長さんの議論が盛り上がっていた。今日のテーマは現代社会におけるケアを考える:資本主義と「愛」のゆくえ。というわけで雑談も資本主義や哲学史の話が多い。しかしリベラル主義、ネオリベラル主義や無政府主義者という言葉の意味は分からない素人のため、難しい話してるなぁ…と店内を観察しながら聞いていた。

 

 1日バーテンダーの方が話してくださった本編は、キャロル・ギリガンが提唱したというケアの倫理の話。フェミニズムテーマも研究していたらしく、『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か』、上野千鶴子先生のゼロから教えてくださいの本など、図などを引用しながらテンション高めに語ってくださった。

 

 夜の仕事が軽んじられる理由として、男が仕事に励む昼の時間は元気に動く現役兵士でなければならず、病んだり弱音を見せたりするのは傷病兵と同じで名誉を下げる。弱みを見せられない男たちをケアするのは夜の仕事(=名誉を下げる仕事)という図式によって軽んじられているのではないかという分析。なるほど面白い。

 

 資本主義の効率と予定調和を「Aの時間」とするのならば、老いや病・命・子育てなどは「Bの時間」が興味深い。「時間通りに動いて回っていくAの時間と、不意に訪れるBの時間を女性は交互に動いて生きていかなければいけないのが現代だ」という話は分かりやすく、そういう考え方があるのかと刺激された。

 

 今回のテーマも良かったが、それ以上に印象に残ったのが話者の人が上手いこと。どっちに立つべきだ! と燃えた心で主張をするのではなく、一般人に分析と燃えそうな話題を並べて問いかける方だったので、現状に対する認識・理想論の議論もほどよく白熱した。

考えを述べると「めっちゃいい答え!」「そういう考え方はありませんでした!」「面白いですね~」と感謝・気づき・頷きを乱打してくるところもコミュニケーションが上手いポイント。ハコヅメ松島か?

 

 今日も議論と傾聴を楽しんで、3時間滞在して退店。すっかり寂れている脳みその部分をぶん回せる良い時間だった。

 

 

 漫画

チルドレン600万ドルの男:皆本がアメリカまで行ってエスパー救ってくる話。少佐ツンデレ疑惑がちらほら出てくる。

へんなものみっけ!1巻:地方博物館に出向して、学者という自然派変人集団と関わっていく話。標本作成・収集する学者さんたちはまぁバイタリティー溢れてる方の多いこと。人間の新種を見るような気持ちで読まさせてもらった。

4話の南極氷が溶ける音を聞く話が一番好き。「15万年前の大気が出てくる音」をぜひ聞いてみたいものだ。

ポンコツちゃん検証中6~10巻:福地先生得意の「能力で隕石を止める話」のラブコメ完。1話完結で別々の能力を検証していくというテーマは面白く、ネタの豊富さに驚かされる。役割そのままに性格を逆にしたのび太ドラえもんみたいなものだろうか。可愛らしい絵柄で描かれるポンコツ系ラブコメ。良い終わりでした。

一番好きな話は検証35、写真をワームホールにする能力かな。チルドレンの葵よりも早く移動出来て日常使いに便利すぎる。

 

ごはん

 朝食:菓子パン

 昼食:(外食)家系ラーメン

 夕食:食べず

 

 外食続きで迷ったが、昼は結局家系ラーメン。夜に何も食べないことを考えると安く美味しく沢山食べられる店ナンバーワンだった。ご飯はおかわりいただき、歯ごたえある漬物と美味しいスープと一緒に食べて満足。そして会社に帰ってぐっすり15分昼寝すると…もう最高の昼休みだ。

 夜はオレンジジュース1杯で終了。好奇心と議論欲が満腹。