生存報告所

日記だよ!

9/6 Scalaわいわい勉強会#3

9/6(金) 睡眠時間7時間半 8,709歩

夏がUターンしてきおった…。昼はたまに吹き込む風で何とか涼んだのだが、夜に帰宅した時には熱波を含んだボールが爆発したかのような暑さで、久しぶりにクーラー付けて寝るしかなかった。もう秋だから! 

やったこと

仕事

 今日の仕事はひたすら実装とテスト。設計書はひとまず作って確認も終えていた(という仮定だった)のだが、進めるうちに分からない点が出てきて今日の夕会で質問を重ねる。

質問をすること自体は、1回目の定常作業ということで許される部分もあると思うが、夕会という全員がいる場所で聞く必要はなかったな…というのが反省点。

 

Scalaわいわい勉強会#3

 勉強会で知り合った方と、お互いに参加する勉強会をDMで送りあうようになった。そんなわけで、今日「私これ参加しますよ!」というお誘いで知った勉強会。以前に私も見つけていたのだが、その時は店員オーバーだったため諦めていた。

 

 改めて今日イベントページを確認してみると、10人以上のキャンセルが発生して枠が空いている。今日はリモート仕事だったため、移動するためにシャワーを浴びて着替えて準備をしなければならない…。リモートの特権を投げ捨てるような行為はちょっと面倒なんだよなぁ。

交通費も千円弱かかるからどうしようか…と悩んで30分ほど返事を保留していたのだが、いや千円で知らない人と警戒せず話すチャンスが得られるのは得なのでは? と考えを切り替えて参加を申し込んだ。我ながらフットワークが少々軽い気がする。

 

 定時直後に退勤切って、少々走りながら最寄り駅で電車に乗る。千代田線に乗りかえて、乃木坂駅で降りて地上徒歩数分にあるWeworkのビルに入る。事前にメールで届いたQRコードを読み込んで入り、階段を下りて中学校の教室のようなこじんまりとした空間に入った。

 机が3列とそれぞれに椅子4つ。あとは机の両側に卒業式参列の保護者席のように椅子が並べられていて、運営側と思わしき方々が座っている。私は挟まれている机に着いたが、強者と強者のサンドイッチで私もScala強者になったりしないだろうか。

 

 18:30を少し過ぎて勉強会はスタート。運営も発表者も「オフラインの空気良いですね! 準備久しぶりすぎて焦ったけど!」と言っていた。スライドを見やすくするために、ということで部屋の電気が全て落ちたから、もはや怪しい集団の集会ですよ。

 

私でも理解出来た印象に残った発表
(※タイトルも正式名称ではない、#scala_waiwaiTwitterを調べたら出てくるかも)

 

  • 発表1人目、ちょうどいいTitherT。

 Scalaを去年書いてからすっかりJavaに逆戻りしている初心者の私だが、このネタは分かる!
勉強会の発表は時間が特に限られている*1ため、抽象的な説明で終わるのも珍しくないのだが、この方の発表はがっつりとサンプルコードを用いて発表していただけるから、抽象と具体の往復で理解が深まって有難い。「EitherTは便利だけど、依存しすぎないためにも返り値では使わないようにする。」という教えの一つになるほどな~と頷きつつノートを取っていた。

 

  • LT、デプロイ時間を1/4にした話。

 タイトルから数字のインパクトが強いという素晴らしい引き込みだったのだが、さらに途中で出てきた「Docker build 約150個」という言葉に会場で笑いが漏れていた。日本語で理解できるのに想像がつかない系の言葉。

 うちの会社で直ぐに応用出来ることは少なそうだったが、Scalaでデプロイ時間長いよ~と困ったときにまた見直してみたいかも。

 

  • LT、ScalaNativeで”競プロ”を解いてみた

 会場でも「おっ」という声がちらほら聞こえてきたScalaNative。私も気になったまま放置している状態だったので、これは楽しみ…ということで椅子に深く座り直した。

スライドの一部を写真に撮ったもの

 結論を見ると、200msなどかかっていた実行時間が1msになるほど劇的な変化があったが、トレードオフとして提出から結果が出るまでの時間(たぶんビルド時間)は20秒台⇒50秒台となっていた。”競プロ”の数十行コードで2.5倍以上に伸びているのだから、業務のコードで書くと…何倍に膨れ上がるのだろうかと恐ろしくなる。

Scalaとサーバーレスが気になる身として、ScalaNativeはありな技術かなと思っているのだが、恐怖ポイントが増えた。実行時間に関しては流石だな。

 

 お話終了後も勉強会のタイトル通り”わいわい”と懇親会が盛り上がる。私は「最近Scala始めたばかり」とおっしゃる方々とお話していて、この言語のプレイヤーは上級者多すぎるんじゃないかという話で盛り上がる。「良い言語ではあるので、頑張って学びましょう…」という初心者団結の時間になった。

Scalaはちょっとニッチではあるが利点も間違いなくある言語のため、誇りをもって書いている人が多い印象。または”型”オタクになってしまった野生育ちの上級者か。

 

 雑談グループは途中で別れ、あとは知り合いの方に挨拶回り。あっという間に1時間が経過して解散時間となってしまった。会場のkubellさんに「リアクションの追加ありがとうございます」というお礼も伝えることが出来て良かったな。

 

 発表にはチンプンカンプンで目がグルグルの時間もあったが、外部の刺激を得るという体験はたっぷりできて良い時間だった。開催いただきありがとうございます!

 

地球から来た男

 行きかえりの電車で読んでいた久しぶりの星新一。最近本屋でちらほらと「5分後に○○の結末」というシリーズが目に入ってくるのだが、この人の作品はほぼ収録できるんじゃないだろうか。

 

 図書館にあった星先生のショートショートは片っ端から読むくらい好きだっただが、この本もその思い出を壊さない変わらずの面白さ。

特に好きなのは「包み」と「ゲーム」。包みは「想像力」という言葉の魂を物語で知るようなお話。想像力に大事なのは自分の頭で考えてこねくり回すことであり、その結果として何か作品を作り出すことが出来る…という流れが納得できる気がする。刺激はあくまできっかけに過ぎなくて、”想像”することが大事。

「ゲーム」は悪魔との契約をすることになった青年が知恵を使って履行を逃れる話。3回願いを叶えたらあとで不幸がやってくるから、2つを履行してもらってあとはそのままにする…という解決法に、「頭いいな! 」思わずと手を打った。

私も悪魔に会ったら使いたい手段だなと思ったのだが、星先生がもう書いてしまったからもうパッチ対応されているんだろうな…。残念。

 

ごはん

 朝食:食べず

 昼食:レトルトカレーうどん

 夕食:おにぎり

 

 夜はkubellさん提供の軽食をいただきつつのLT視聴。卵よりちょっと大きい程度のエビバーガーが存外美味しかったのだが、あれはいったいどのケータリングサービスだったのかな…外袋を残しておけばよかった。

*1:大体一人10~20分