8/10(土) 睡眠時間8時間 2,012歩
やったこと
3連休の目標! 素晴らしく健康的な生活リズムを作り上げること!
日課
起きてまずは歯科衛生士さんの始動を思い出しつつ歯磨き5分間。次はYoutubeで動画を探してきてラジオ体操第一を3分間。朝食としてりんごを丸かじりして、最後はブルアカ。
体のメンテナンスオッケー!
日記など
昨日の秩父観光で手に入れたモノたちから、友人に送るものをピックアップしてコンビニで発送。60サイズの発送だからそんなに高くないだろうと構えてレジに行ったが、表示されたのは960円。仕方ないけど、高くなったもんだなぁ…(´・ω・`) Amazonの送料が安すぎるのか。
帰ってきたニコニコ動画を横目に見つつ、昨日の日記と月まとめを順番に書いていた。
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
やることやった、休みだ! ということで選ばれたのは気になっていた映画。小切手偽造を行って世界を飛び回る未成年詐欺師と、それを追いかける警察官のお話。
小切手の仕組みを理解して次々に偽造小切手を発行するフランクの知恵にすごいなぁ…と最後まで感心していたが、一番のドッキリはこの話が実話ベースなこと。さらにWikipediaを見に行ったら映画よりも大なり小なりエピソードが多い。「フィクションでもそんなこと出来るわけないだろ!」と言いたくても、実話ベースなのであれば文句のつけようがないな。
有名俳優のパワーもあり、終始楽しんだ映画。フランクが毎度機転を利かせて場を乗り切る様を尊敬するばかりだった。犯罪だろうが、何かに打ち込んだ経験は本当に役立つんだなぁ。
狙撃の科学
『なぜなに未来侵略:カオスフレア編』でオススメされていて気になった本。狙撃のための銃の選び方から、照準器、射撃術、実包の作り方、手入れの仕方…と、狙撃にまつわることがふんだんに、数多く紹介されている。
銃を兄妹のように扱い、様々な条件を経て発射される狙撃の難しさについてしっかり理解できたが、何かに活かせるかと言われると正直怪しい。TRPGでまた狙撃キャラでも作ったときにちゃんを読み直すことにしようかな。
Leading Quality
ソフトウェアで大切になる品質と、会社で品質を追求するために何が出来るのかという話。今年頭にご紹介いただいて買ってからずっと眠らしていたのだが、ようやく読めた。
技術書というよりもビジネス書のような本で、組織の偉い人やマネージャー陣向けではある。だが、一般開発者としても面白い内容ではあった。
1章:品質と価値
本書内で何度か出てくるが
「品質を考慮しない継続的デプロイメントなど、顧客にひたすらバグを提供しているようなものだ」P12 l21
という言葉が印象的。高速でこぼれたスパゲッティ出されても困りますよね。
つい先月のCroudStrikeのアプデ事件が、品質の低さによって会社に損失を与えた最新事例として、新しくリストに追加されるのだろうな…。
2章:3つの品質ナラティブ
本書では、企業による品質についての語られ方を「品質ナラティブ」と定義して、それには責任・テスト・価値の3種類の要素から成り立っていると述べられている。
責任はテストチームなどが負いがちだが、筆者は「品質チーム」を作成して実行力を持たせようと提案している。実行力の無い開発チームが品質の責任を追っている場合、「それでは品質が…」というと「スケジュールとスピードが大事なんだ!」とビジネスサイドに言われませんからね。ビジネス漫画でたくさん見たやつ*1。
テスト 大事なのはテストの実行方法・オプションに何があるか知っておくことと、どの手段が組織に合っているのかを検討して導入すること。「テスト」の話になったとき、前者の実行方法についてだけ語られていた気がするなぁと自省した。
価値 品質に投資した場合、どのようなメリットがあるのかという話。こだわりとプライドのために品質を求めようというではなく、収益性・コスト軽減・リスク軽減にも役立つのだということを、全員が認識として共有しておかなければいけないということ。
ここまで踏み込んで話してくれる品質のプロチームがいると、開発者側から見ても頼もしいなぁ。あいつら言うんだし、ちゃんと応えて品質重視開発するかという気持ちになるでしょう。
3章:品質文化醸成
品質文化を作るために、どうやって味方と証拠を集めていくかという章。正解のない分野だけに、「影響力と説得力というスキルを身に着けることに注力すること」が大事だなぁ…という印象。
話す相手に応じて表現方法を変えて説得したエンジニアの事例は分かりやすく示唆に富む話で好き。
相手が何を求めているかを知り、自分がどんなメリットを提供できるのかを合わせて話す。少し難しい話だが、社内で話せるエンジニアを標榜している身としては真似したいところ。
4章:手動テストと自動テスト
銀の弾丸はないので、手動と自動のどちらか100%に寄せることは出来ない! 以上!
5章:プロダクトの成熟度と品質
プロダクトの成熟に応じてどのようにテストを変化させていくのかという章。「テスト 導入」で検索すると、大きな会社による大量で整然とシステマチックに構築されたテストの話ばかり出てくるので、自社の身に合ったテストレベルはどこかと考えられる点が参考になった。
成熟した業界であればあるほど、ユーザーの期待品質は高くなっていくという例は面白い。今からマッチングアプリを作ったら要求される基準も高いが、まったく新規のアプリを作ったときはユーザーの要求水準も低い。
「各ユーザーが自分のベンチマークを持っているのだ」P54 l8
というわけだ。B2B分野なら保険・金融は要求が高いみたいなので、転職する際は念頭に置いておこう。
6章:継続的テストとフィードバックループ
テストの導入をしたが、次は多すぎて実行するのが億劫になってきたときの話。どのテストがどの点に関するフィードバックを提供するのかというモデルは、6章で一番見どころでしょう。
ユニットテストなら、「意図したとおりのコードをかけているか?」
統合テストなら、「意図したとおりのコードを、既存の挙動を損なわずに書けているか?」などなど。このテストってここで書くべきなの? と振り返るきっかけに出来ればいいな。
7章:テストインフラへの投資
モニタリングツールとアラームシステムは多種あるが、原因について監視するのではなくユーザーへの影響についてモニタリングするのが大事とのこと。「メモリの消費量が急増しています!」とアラームを出されても「はぁ」と調べにいくが、「レイテンシー*2が大幅に増えています!」と言われたらちょっと焦る。
ユーザーが気にしているのは
- 正常に使えること
- レイテンシー
- 完全・最新・永続性
- 使いたい機能が使えるか
とのことらしいので、火曜の出勤日にはうちのアラートが何を見ているか改めて確認してみようかな。
8章:チームと会社の成長指標
チームにとって最も重要な指標として、会社の価値に繋がる成長指標を設定しようという話。テストのカバレッジが増えても価値に繋がらなければまったく意味が無い。
例の一つとしてSlackの話が挙げられていて、会社の成長指標として「2,000通以上のメッセージをやり取りしたチームの数」としている話は面白い*3。品質チームとしても、単なるテスト指標を改善するのではなく、いかに気持ちよく2,000通やりとりしてもらうためにはどの品質を保たなければいけないのか…と思考を転換することが出来るのでしょう。
成長指標の設定する話はいいが、その場合どのように個人評価をして、どれくらい給料を上げるんだよ…と最初に感じたのだが、もしかしてアメリカのシステムでは必要ないのだろうか?
働きに応じて半期もしくは1年ごとに給料を上げる時にどれくらい活躍したかによって給料の量が変わると思っていたが、たとえば地位や役職によって決まるのであれば、いちいち個人指標をとって測る必要もない。チームが成長指標のために何をしたのかをアピールすればいい。
と考えたのだが、実際どうなのだろう。評価の話は(脱線するからか)無かったので、本書で一番気になったところ。
9章:ローカルペルソナ
地域・国によって文化もOS*4も使い方も違うので、次はそれぞれごとにテストをする・フィードバックを受けることが大事だよという話。自分からは遠い話なのであまり印象に残っていない。
10章:品質戦略のリード
品質戦略を達成するためにビジョンを設定して…という話。「思考は現実化する」のナポレオン・ヒル先生を思い出した。
技術系向けのビジネス書ということで、さっと読むことが出来て面白い本だった。やっぱり内容的にはSRE向けではあるが、開発者としてもこの内容を踏まえた目標設定・提案が出来れば重宝されるだろうなぁという視点だった。
これからは、失敗した自動テストを親の仇を見るような眼で見つめないようにします。
服着る6巻
スタンダードは終わり、ちょっと変化をつける時期。アクセサリー、シューズ、絵柄ワンポイント…と少しずつ色とアクセントをいれて無難で地味な状況から少しずつ変わっていこうという巻だった。
MBさんによる大事な補足が毎話ごとのあとがきNoteに入っているが、その中でも今巻の#48にははっとさせられるものがあった。「オシャレは他人のためにするもの」と考えることで、相手の人も気分が良くなり「さらに」楽しい1日を過ごすことが出来る。オシャレって立派な処世術の一つじゃーん。
黙っていても好印象として捉えられるのは得なことしかないので、(財布が許す範囲で)もうちょっと気を付けるようにしよ。上下服着ているからヨシ! は卒業か…。
ごはん
朝食:りんご
昼食:お好み焼き
夕食:お好み焼き
冷蔵庫に放置して一週間以上経った鶏肉だろうと! 洗って焼いてお好み焼きに混ぜてしまえば食べられる! 完全食万歳。